赤塚高仁ブログ

体罰と暴力

2018.12.10

小さなころ、よくぶたれました。
父が怒ると私を殴りました。
子どものことを思って殴るときもあれば、
感情のままにど突かれることもありました。

すごく大きな大人で
神さまみたいに思ってる人から殴られるのは、
頬っぺたも痛いけど、
心が痛かった。
でも、いまならわかります。
父も子どもだったのです。
私も娘に、
親にされたようにしてしまいました。
小さな娘を躾だといいながら、
殴ったことがあります。

叩かなくてよかったかなぁ、と
思いますが、きっとそのときはそうするより他になかったのだと思うのです。

学校の先生にもよく殴られました。
私が殴られているのを見て、怖くて、不登校になった女子がいたほど頻繁に殴られたのは、
先生に従わない私にも問題があったのでしょう。
一度父が先生に言いに行ってくれたことがありました。

「先生、殴るのはいいですが、
顔はやめて、尻にしてくれませんか」

しかし体罰は止むことなく、
殴られ続けました。
教師を尊敬することも出来ず、
学校の勉強を好きになることも出来ない私は、
本を読むことで現実逃避しました。
先生に好かれようと従順な友達は、
立派に教師になったり公務員になったりしています。

あの日教組の、
陛下を「天ちゃん」と呼んだ教師のおかげで、
いま
講演や執筆している私があります。
暴力や体罰は賛成しませんが、
何でも益になるものです。

新聞で相撲界の暴力事件などと取り上げいますが、
今後 張り手もカチアゲも禁止にすればいい。
投げるのも相手が傷つくからダメ。
突っ張りも暴力。
そういえば、自衛隊でも教官がビンタしようものなら、親から苦情が来るそうです。

ペリリュー島を歩きながら、
英霊の声に心の耳をすませば聞こえてきます。
「日本はいい国か?
日本は大丈夫か?」

私たちの国は、
どうしてこんなに愚かになってしまったのでしょう。
美し国 日本よ永遠なれと祈ります。

追伸・
昨日の名古屋でのDVDの収録 参加して下さいました皆様、ありがとうございました。
2時間講演と言いながら、予定を超えて、
大幅に超えて、4時間話してしまいました。
にもかかわらず、愛をもって場を作り上げてくださったこと感謝いたします。
2月11日 建国記念日に発売予定です。
クロフネで最高の編集をしてくれる(はず)ですので、
御期待ください。

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