赤塚高仁ブログ

天才の証明

2017.11.27

モデルの日野愛子ちゃんが、
オリエンタルラジオの中田敦彦さんの
「天才の証明」
サイン入りで送ってくださいました。

 早速読み始めたら、面白い・・・というか、
自分の心が老いつつあったことを教えられました。

「歳なんだなぁ・・」と自動的に思わされていたようです。
肉体が変化していることと、
「老いては子に従え」
「老いては俊馬も駄馬に劣る」
などと、歳をとるということが劣化することだと思い込まされています。

確かに、肉体は変化するけど、
新聞はメガネがなくては読めなくなるけど、
立ち上がる時にどっこいしょというけど、
聞いたすぐから忘れてしまうけど、
それは、
移り変わるもの・・・

 変わらない大切なことを大事にする生き方を思い出しました。
どんなに時が流れても、
どんなに時代が変わっても、
本当のことは一ミリも変わらない。
それを探す旅のことを人生と呼ぶのです。

 本の中から少し引用します・・・
「キリスト教を信じる人とイスラム教を信じる人がそれぞれいるように、
一つの宗教や一つのルールや考え方だけでは、すべての人間を救済することはできません。
(中略)
人が、ある支配的な価値基準に縛られてしまうことは往々にしてあると思います。
在る時代における唯一絶対といわれた常識が、時を経てみると違和感になることは少なくありません。

 でもその時代に生きる人間に、「そうじゃない美人もいるよ」と言ったところで、
「美しくないことも美しいこと?」などと、なかなか理解されません。
自分たちの知っている美しさが、バストとウエストとのギャップだったり、か弱さだったり、
この造形が美しいという一つの考え方を突き詰めていることだけであることに気づけません。

 でも時代が変われば、「女性の身体の美しさは脚だ」とか「ぽちゃかわいい」といった、
前の時代とは異なる視点も自然に生まれてきます。
価値観は常に更新されています。
 メインストリームとされる考え方があったとして、

「それは一つの考え方にすぎない」

との視点を持てるかどうかで、身の処し方もずいぶん変わります」(引用ここまで)

 いよいよ我が国も、
「いい学校を出て、
 いい会社に入れば幸せになれる」
という信仰から本気で脱却しなければならない局面を迎えています。

 誰もがみな天才です。
でなければ生まれてきません。
意味なく生まれるような愚かなことを神は為されませんから。

 それを見出し、自分の天才を誰かのために使う時、
神様がご褒美として湧きあがる喜びを、歓喜を、欣喜雀躍するような思いを与えてくださいます。
その感情を
  「幸せ」と呼びます。

「天才の証明」
時代の風を感じる若き天才からのメッセージは、
眠りかけていた心の目ざまし時計。
ベルが鳴っています。

 目覚めましょう。
そして、
てのひらを、
もらうためから、あげるために使うのです。
それが、
天才の仕事だから。

 

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