赤塚高仁ブログ

家に還る

2018.12.05

 11月は本当によく走りました。
国内はもとより、イスラエル、パラオと海外も続き、
無事にスケジュールをこなせたことを感謝します。

講演会場では新しい出会いと懐かしい再会
ひとつひとつがエネルギーの場です。
生きていることを実感する貴重な時間の積み重ね、
ずいぶん永い時間を生きたような気がするほどです。

 それでも生身の体は、休息が必要ですね。
さすがに還暦を迎える肉体は、成人式の頃のようには回復しません。
少しだけ休息して、静かにしてます。
と、言ってもまた金曜日には高知に飛ぶのですが・・・

旅が楽しいのは、帰るところがあるからです。
帰るあてのない旅を流浪と呼びます。
海外に出ると、日本の良さが改めて胸に沁みます。
日本に生まれてよかったなぁとしみじみ思うのです。
ホテルを泊り歩いていると、
やはり疲労が蓄積してゆきます。
還る家があるって、ありがたいなぁと思うのであります。

 久し振りに家に帰って、
早起きしてブログを書いて、水素の風呂に入る。
そんなあたりまえのことが
実は奇跡のようにありがたいことなのだと、
ふと思えます。

肉体の疲労もありますが、
もっと大きいのは、エネルギーレベルが低下すると、
人の心は過去を悔んだり、未来に恐れたりします。

そんなとき人を怖いと感じることがあります。
不安におののいたり、世間や人の評価にあくせくし、それに脅えて立ちすくんでしまう感覚・・・
それらは全て、自分自身の闇の世界の他何ものでもありません。

何か権威らしきものに媚びようとする子供の元型、
自分の思考や感情に合うものしか受け入れないつぶしやの元型、
許せていない未完の過去を引きずる犠牲者の元型、
そして、"自分”を売り込みたい売春婦の元型・・
無意識界で佇む゛自分と思い込んでいる自分”の虚構です。
自分勝手に創り上げた、「私」という錯覚です。

そんな自分のエネルギーを見据えて、
それを引き受けて、
そんな自分を大好きでいて、
それを大切に思い、
自立して繋がることでしょうか。

 夫婦であろうと、友人であろうと、社員であろうと、
このつながりであるとき、私たちは光を歩くことができるのかも知れません。

集合的で、政治的で、かけひきをして、個人的で、情感的な、
男性性のつながりでは新しい時代を歩くことは困難でしょう。

 さぁ、今日も自分自身の闇を見据え、自分を引き受け、
光を生きましょう。
そのために、
命がけで良い言葉を出しましょう。
人は、
口から入れるものではなく、
口から出すもので自分と世界を汚してしまうからです。

 そして、
口から出す言葉で、私たちの未来は創造されてゆきます。

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