赤塚高仁ブログ

本当の豊かさ

2018.10.11

 格差社会、
貧困老人・・・メディアは不安をあおりたてるような報道を続けます。

知らず知らずのうちに「足りない」と思わされてしまいます。
だから、
未来のなりたい自分を想像し、
その目標に向かって計画を立て、
段階を追って達成してゆく。
これを多くの人が「成功」と呼んでいます。

 足りないと思わされる世界は、いつも欠乏を経験し続けることになります。
自分が考える自分に欠けているものにしがみつくと、欠乏しか見えなくなります。
だから、いつも足りないと感じ、
世界は自分に何もくれない、
政府は何もしてくれない、
人は自分に何もしてくれない、という「くれない族」になります。
そんな犠牲者の闇に乗っ取られると、
自分は小さくて何も与えるものがないから、出し惜しみをします。
そして将来は不安でいっぱいになり、
保証や保険を求めます。
賢い人たちは、人の不安をあおり、「安心」「安全」という幻を「保険」という商品にして売っています。
巨大なビルが建つほど、人は安心という錯覚にお金を払い続けるのです。
この宇宙に未来の保証などというものはないのに・・・

エゴの特徴は3つ

セコい

小さい

かたい

 私はすでに豊かなのに、小さいと思い込んで出し惜しみするのです。

自分がもらいたいものを自分から出してみよう。
人が自分に与えてくれないものを、自分が差し出してみよう。
賛美、
感謝、
援助、
愛の言葉、
そして
笑顔
もしも、そんなものないと思っていたら、
あるかのごとくふるまってみよう。

 与えないものは、受け取れない。

出したものが、入って来るものだとイエスは教えてくれます。
世界が与えてくれないと思っているものは、
自分がすでにもっているのに出そうとしないもの、
もっていることも知らないものだと。

「与えよ、
 そうすれば溢れるほど与えられるであろう」

何も所有していなくても豊かさは感じられるし、
豊かさを感じていると、豊かさは向こうからやってくるのです。
豊かさも乏しさも内側の状態ですから、
それが自分の現実となって現れるのです。

 イエスはこう言いました。

「持っている人はさらに与えられ、
  持たない人はもっているものまで取り上げられる」

乏しい人は、人から親切にされるとこう言います
「自分を利用しようとしている、下心がある」

 自分にいまある豊かさを数えてみたら、
宇宙で一番の大富豪だということがわかります。

 生まれただけですごい
  生きてるだけで素晴らしい
 自分の花を咲かそうよ

 今日はいい日だ。

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