赤塚高仁ブログ

東京聖書塾最終回

2018.12.01

 今年の2月3日から始まりました。
節分から始まったというのも、節目だったのだなぁと思います。
毎月通った四谷の会場も今回が最終回。

旧約聖書・創世記から始まりました。
天地創造
エデンの園とアダムとイブ
アブラハムの信仰
ロトと娘
モアブからルツ
神から十戒を授かったモーセ
ダビデ王
預言者から救世主
そして
新約聖書へ
 イエスキリストとは何か
イエスの弟子に学ぶ・・・
そして今日最終回は、弟子たちのその後
使徒行伝です。
ヨハネの黙示録も触れたいと思います。

 クリスチャンでもない私が、
聖書を初めて読んだのは、糸川英夫博士に出会ったからです。

「聖書を宗教の経典として読むのではなく、人類最古の書物。
 知恵の書として読みましょう。
 モーセからリーダーシップを学ぶ時、時代を超えた真理が得られます」

実際にイスラエルの地を歩き、
アブラハムが誓いを立てた井戸、
モーセが歩いた荒野
ダビデの街を体で感じるとき、
旧約聖書が足の裏から入ってくるような気がしました。

 糸川英夫博士が天に帰られ、
私の人生に転機が訪れた17年前のことです。
シリアのダマスカスのホテルの一室で霊的な体験をします。
それは、
一人の部屋で、窓から夜中のダマスカスの街あかりをみつめ、
こんな遠くになんで来ているのだろう・・・と、ふっと思った時です

「私が呼んだ」

胸の中で包み紙が開くようにして、言葉が伝わってきたのです。
「誰?」
一人の部屋で不思議な気持ちになった次の瞬間

「パウロだ、
 お前は私のようにキリストを伝える」

え? 無理!!
 教会に行ったこともないし、
 聖書をまともに読んだこともないし、
 洗礼も受けてない

「そのままのお前でいい
 そのままのお前を使う
 どこに行くにも私が伴う」

声はそこで終わりました。
しかし、
私は、ホテルのベッドに突っ伏し号泣していました。
いくら泣いても止めどなく涙が溢れました。

悲しくて泣いているわけではありません。
嬉しいわけでもありません。
理由のない切なさが心に溢れた感覚を覚えています。

それから、
キリストの幕屋の伝道者、高橋恒男先生の弟子となり、
12年間高橋先生の元でキリストの信仰を学んだのでした。

糸川英夫博士が旧約聖書の土台を据えてくださり、
そこに高橋恒男伝道師がキリスト新約を接ぎ木してくださいました。
だから、
私の聖書は、キリスト教会の中のものではありません。
霊感に従って読み、イスラエルへの20回旅を通じて足の裏で読み、
独自の色彩で説いてゆくものです。

 最終回は、いよいよそのパウロ先生の出番です。
ホテルの部屋で使徒行伝を読みながら、おそらくパウロ先生ご自身が語られるのだろうなぁと感じています。
私が一番ワクワクしているのかもしれません。

 来年も東京聖書塾は、舩井勝仁さんが主催してくださいます。
どんな風になるのか。
それは
神のみぞ知る、ということでしょうか。

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