赤塚高仁ブログ

ライフワークを喜んで生きる

2018.08.31

29歳のとき、糸川英夫博士の
「あなた、イスラエルに行きなさい」
という一言が、
私の人生を変えました。

あれから
30年が経つのですね。

 小さな頃から、自分の好きなことではなく、
他者に望まれることを先取りし、
答えを出す訓練ばかりしていたので、
「自分が楽しめること」が何なのかわからなくなっていました。

人生はドラマだと言いますが、
その主人公は私ではなく、いつも私ではない誰かだったように思えます。
明治大学の政治経済学部に入ったのも、有名校だったから親が喜ぶという理由です。
飛島建設に入社し、四国支店で営業マンとして働いていましたが、
大手ゼネコンの営業と言うのは「接待」という名の夜遊びと、懇親という名のゴルフと麻雀に明け暮れる日々でした。
二、三度急性アルコール中毒で病院に運び込まれて、
点滴を受けました。
その日の夜には、また飲んでいました。

 いくら世間体がよくても、
自分の大好きなことをしていない人生はイヤなもので、たまのレジャーで気を紛らわせたり、慣れてしまうとそれほど苦にならないのかも知れませんが、心の中ではもう嫌だと叫んでいたのかも知れません。

一流大学を出て、一流企業に就職すると幸せになれると教えられてきたのに、
楽しくなく、ついに神経を病んでうつ病になってしまいました。
人生に絶望し、ビルから飛び降りようとしたり、ホームに入ってくる電車に飛び込もうとしたことを思い出します。
いまでも駅で、人身事故という言葉を聞くとあの頃の自分を思い出すと同時に、亡くなった方の絶望感が胸に迫って哀しい気持ちで息が詰まりそうになります。

会社はいつまでも療養するように言ってくれましたが、
退社して実家の建設会社に入りました。
しかし、
仕事や会社に問題があったのではなく、
私の生き方、考え方に人生の問題があったので、
同じ問題がやってきます。
しかも、
今度は両親と向き合うという新しい問題が増え、
娘が生まれましたから、父親として生きるという新しい課題まで増えています。
過去の後悔と未来への不安にエネルギーを奪い取られ、
いまここにいる自分を認めることもできず、うつ病が悪化し、
28歳の7月29日自殺を図ります。
ところが、
不思議に一命をとりとめ、3日後に三重大病院の緊急治療室で意識を取り戻しました。

それから1ヵ月、精神病棟に入院させられ、抗うつ剤、精神安定剤、睡眠薬と薬漬けでした。
その後、10年以上薬は飲み続けていました。
それでも、
いま振り返ってみると、私はとても幸せで、恵まれていました。
「きっとよくなる」と疑うことなどなかった寛子さんがいたからです。
私の母は、
意識を取り戻した私の横で泣いて、
「どうしよう、どうしよう、娘の縁談に差し障る」と取り乱していました。
私は、自殺に失敗したのを後悔しましたが、
母は母で、世間体を気にしないで生きることができない人生を送ってきたのだということがわかると、母を愛することができるようになりました。

「人は、一度死ななければ神の国に入ることはできない」と、イエスは言います。
まさに、あのとき死なずにいたら、一生死人のように生きていたことでしょう。
命は救われましたが、
一度自分は死んだのだと思っています。

病院から出て一年後の7月、
私は糸川英夫博士の自宅へ行き、
旧約聖書を知ることになります。

 どうしていいかもわからず、混乱の中で、誇りも自信もすべて失ったとき、人生のメンターに出会いました。
それから、イスラエルに行きました。
少しずつ楽に、幸せになっていきました。
あの頃、どん底だと思っていましたから、神様がやってきて

「お前は30年後にこんな風に生きているよ。
イスラエルに20回行って、ヤマト・ユダヤ友好協会の会長になるよ。
日本各地で講演して、
本を書いて、
聖書塾で生徒を持つよ」
と、
言われても信じなかったでしょう。

 小さな工務店の社長としてやってきたのもすごいことです。
建築の学校にも行かず、
力仕事も出来ない私が、
赤塚建設の社長さんでした。

私のまわりで、立派な建設会社がたくさん倒産しました。
私の会社も赤字経営が続くときがあっても、
今日も社員さんが来てくれて、
お客様があります。
社長として30年やってきたのもすごいことです、
と自分をほめます。

夏が来ると思いだす、どん底の精神病院の日々から30年、
19回目のイスラエルツアーでの出会いが私を新しい冒険の旅へと連れ出してくれました。
新しく「ライフワーク」という視座が芽生えたのです。

その「ライフワーク」という視座を創ってくれたのが、ベストセラー作家の本田健さんです。
その物語、
今夜配信されるメルマガに書いたので、
どうぞお読みください。
きっと、
役に立つと思います。

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