赤塚高仁ブログ

天下一!靖國の玉子丼

2020.02.16

 第一印象がよくなくて、
もう二度と会うこともない人が多くあります。

もう二度と会うこともないだろうな、
と、
思っていても
不思議と会わせられていく、
そんな
始まりもあります。

 人生で出会うべき人とは
  必ず出会う。

 しかも、
一瞬早すぎず
  一瞬遅すぎないときに

出会いが人生です。
 そして
人生は出会いでまた紡がれていきます。

靖國神社八千代食堂の
高取宗茂という大将は、
真のヤマトの国士です。

私は、
東京聖書塾の始まる前には、
靖國参拝が常となっています。
その他のときでも、
時間が許す限り
正式参拝をさせていただいています。

 靖國外苑に
八千代食堂がオープンしたのは、
令和元年10月10日
以来、
10時以降に靖國を訪れるときは、
必ず「トメさんの玉子丼」を
いただきます。

 奥まった席で、
手を合わせて、
特攻隊員が人生の最後に食べた食事、
ありがたくいただきます。

 戦争末期、
米も玉子もない、
ましてや砂糖なんてお目にかからないとき、
鳥濱トメさんは、
走り回って材料を調達して、
若い特攻隊員に玉子丼を振る舞いました。

甘い・・・
 きっと
人生で一番美味しい玉子丼だったことでしょう
「家族に食べさせてやりたい。
 弟や妹に食べさせてやりたい。
 お父さん、お母さんに食べさせたい」
一口食べた、
隊員は自分のことなどさておいて、
家族を思いました。

二口目、これが人生最後の食事だと、
 覚悟を定めたことでしょう。

私はいつも、
三口目から涙が出て、
味がわからなくなってしまいます。

 その涙は、
八千代食堂を靖國に出し、
知覧の母と呼ばれた鳥濱トメさんの玉子丼を、
トメさんから割下のレシピを受け継いだ孫の鳥濱明久さんに作ってもらい、
玉子も知覧から送ってもらって、
一つ一つ魂込めてつくっている、
高取宗茂という日本人のやまとこころに、
尊敬と感動と感謝の念が溢れて、
堪えきれなくなるからでもあります。

 夕べ、
その八千代食堂
高取さんの心の友の集いにて、
講演をさせていただきました。

 靖國神社に参拝し、
英霊の皆さんにご挨拶させていただき、
「日本よ永遠なれ」と語るとき、
大勢のみたまが八千代食堂に集い、
ニコニコと笑っていてくれているような、
そんな
気がしました。

 どうぞ
靖國神社にお参りの際は、
八千代食堂へ

 やまとこころの玉子丼

数え切れない人生が隠し味です。

 

PAGE TOP