赤塚高仁ブログ

かっこちゃん

2017.09.21

かっこちゃんこと山元加津子さんは、
私の腹心の友です。
何故だかわかりませんが、
出会ったときから、そう感じ、
実際のところ、
私の人生にとても大きな影響を与えてくれています。

映画「1/4の奇跡」は、私のログハウスで撮影して、
私も登場します。
映画「宇宙(そら)の約束」にも、
朝のエルサレムを散歩するかっこちゃんと私が出てます。
映画「僕のうしろに道はできる」でも、赤塚出てます。
宮ぷーが「あ・り・が・と・う」という場面、
涙を誘うとこなのに笑いがおきます

かっこちゃんの本にもしばしば登場させてもらってます。

そんな腹心の友から突然の電話。
宮ぷーが病院でて、家で暮らすようになってから会いに来てないでしょ、と。
かっこちゃんが大工工事してリノベーションした昭和の家、
見に来て、と。

宮ぷーは、2009年2月 脳幹出血で倒れ、医師は3日の命と宣言。もし生きても植物状態になり、意識は戻らない、と。
かっこちゃんは、医師の言葉よりも、宮ぷーの命を信じて、
毎日語り続けました。
あれから8年半、宮ぷーは私の話したこともしっかり覚えてていて、ギャグに大受けでした。
もちろん話すこともできないけれど、ちゃんと意思の疎通できます。

また、かっこちゃんがリノベーションした昭和の家は、
「トトロハウス」と名付けられ、素敵な手作りの世界。
泊めていただきました。
玄関の暖簾もかっこちゃんの手作り。
お金をかけなくても、心と手をかけたら、
こんなにもステキな家ができるのか、と感動しました。

良き友は人生の宝です。

お釈迦様にお弟子がこんな質問をしたそうです。
 
『お師匠さま、良き友を得ることは
聖なる道の半ばまできたと思うのですが、どうなのでしょうか』
 
するとお釈迦さまはお答えになったそうです、
 
『それは違う。
 良き友を得ることは、道の半ばではなく、
  聖なる道のすべてなのだよ』

夜明けとともに石川を出て、
三重に帰ります。

今日も生涯で一度きりの、
かけがえのない日です。
目の前の人を命懸けで喜ばせましょう。

 

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