赤塚高仁ブログ

キレるとき

2020.05.19

 思いやりをもって、
人にやさしくしましょう。
と、
思えるうちは大丈夫ですが、
言いたいことを言わずにため込んでいるうちに、
何かのきっかけで、
堰を切ったように思いが溢れることがある。

 考えて、
ひとつわかったことがあります。

「ひどい言い方をしてしまうときは、必ず、
 それを言ってはいけないと、ため込んで来たとき」です。

例えば、
相手が偉い人で、自分はこんなことを
絶対言える立場じゃない、とか。

これを言ったら相手は傷つくから
絶対に言うまい、とか。

相手に自分で気づいてほしい、
だから自分からは言わないことに徹しよう、とか。

仲良しだから、
これを言ったらあとあと関係が悪くなる、とか。

私たちは、よくこうして
自分で自分に言い聞かせています。

その時点では、言わずに我慢できると信じているものですから。

ところが、人間そんなに強くないのです。

言い聞かせているのは、
それが、
真実で、
切なる思いだからです。

してはならないと思えば思うほど、
したい気持ちが湧き上がるのは、
人の本能です。

結果、ささいなことでキレて、
たまらず言ってしまったときには、
相手の気持ちも言い方も何も
考えないカタチで出てしまうのです。

この構造にきづくのは、
いつもキレたあとのことです。

 人間というものは・・・といって、
自分の問題にしないところも毎度のことで、
いい加減気づけ

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