赤塚高仁ブログ

サイコパス

2017.03.29

 私の親友の元夫が、ロックンローラー布袋寅泰さんで、
布袋くんの昔所属していたバンドがボウイという名前でした。
二人の結婚式のときに、ボウイのメンバーは紹介してもらいました。
氷室、松井、まこちゃん・・・懐かしいなぁ。
私がまだ飛島建設営業マン時代でしたから、25歳くらいの時ですね。
あれから33年経つのか・・・ビックリポンです。
「マリオネット」という曲が好きでした。
その、アルバムが「サイコパス」

サイコパスは日本語に訳すと、「精神病質者」
一般的には、頭のいい冷酷無比な犯罪者という感じでとられているようです。

 昨日送られてきた、「ザ・フナイ」
「主幹 舩井勝仁から」という巻頭のコーナーにサイコパスの話が載っています。

サイコパスは、必ずしも犯罪者や犯罪者予備軍というわけでなく、
一般の人の中にも多数存在していて、大体人口の1%はサイコパスではないかと推測されているようです。
大企業の経営者など、ときに冷酷な判断を求められる立場の人の中にも相当の数がいるのだそうです。

サイコパスの特徴があげられていますが、

・外見や語りが過剰に魅力的で、ナルシスティックである。

・恐怖や不安、緊張を感じにくく、大舞台でも堂々としてみえる。

・多くの人が倫理的な理由でためらいを感じたり危険に思ってやらなかったりすることを平然として行うため、挑戦的で勇気があるように見える。

・お世辞がうまい人ころがしで、有力者を味方につけていたり、崇拝者の様な取り巻きがいたりする。

・常習的にウソをつき、話を盛る。自分をよく見せようと、主張をコロコロ変える。

・ビッグマウスだが飽きっぽく、物事を継続したり、最後までやり遂げることは苦手。

・傲慢で尊大であり、批判されても折れない、懲りない。

・つきあう人間がしばしば変わり、つきあいがなくなった相手のことを悪く言う。

・人当たりはよいが、他者に対する共感性そのものが低い
            (引用ここまで)

 ここまで読んでて、いろんな人の顔が思い浮かびます。
舩井勝仁氏など、最たるものですな。
私のような平凡な人間が、よく勝仁さんのようなサイコパスとうまくやっているものだと、自分をほめます。

サイコパスは、そばにいる人には大変迷惑かも知れませんが、
間違いなくサイコパスだったであろう、織田信長がいなければ戦国時代は終わらなかったし、日本の近代化は遅れたでしょう。
きっとサイコパスであっただろう、スティーブ・ジョブズがいなければスマートフォンが世に出ることがなく、いまの暮らしも変わっていたでしょう。

サイコパスばかりでは、世の中は成り立たないでしょうが、
大きな変革の時には、進化の触媒としてサイコパスは必要とされているのだと思えます。
きっと、坂本竜馬もサイコパスのひとりだったことでしょう。

自身がサイコパスだと気づいた勝仁さんはこう書いています。

「サイコパスがまわりにいると普通の人はかなり多大な迷惑をこうむり、
特に、もっとも身近な家族には大きな苦労をかけてきたに違いない。
何せ共感性が欠如しているので、家族の心の叫びが理解できていなかったことが分かります。

 自分がサイコパスであることを確信したのは、私がどんな時も根拠のない大きな自信をもっているからです。
いままでは、この自信が自分を守ってくれる大切なものだと思っていたのですが、このことに気付いたということは、
そろそろそれを手放さなければならない時期が来たということでしょう。

根拠のない自信のために共感性を欠いてしまっていることが自覚できた今となっては、
痛みや辛さ悲しみなどの感情を、本当の意味で味わえるようにならなければいけないと理解ができてきました」

 勝仁さんは、トランプ大統領はサイコパスだと言い切ります。
なるほど、そうかも知れません。
安倍昭恵さんも、サイコパス度が高い(ちょっと気を使った書き方してますが)が、
真剣に総理のことを支えていらっしゃると言っています。

 いろんなことを考えさせられる内容のザ・フナイです。
是非、手に入れてお読みください。

 それにしても、普通に生きている私のようなものが、サイコパス勝仁と仲良くやってゆくのは、
まさに、私の人徳ですな、大したものだわ。
と、自画自賛するのが、サイコパスの最大の特徴だと書いてありました。 ジャンジャン

 

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