赤塚高仁ブログ

サイン

2018.11.02

 小学校5年生の時、
「サインが必要だ」と思いました。
なぜだか、
そう思ったのです。

 いずれサイン会をすることになるから、
今からサインの練習をしなければならない。

 漢字を崩したり、ひらがなを続け字にしたり、
来る日も来る日もサインを考えて、ノートに練習しました。

今思えば、自分がどうしてサインをすることになるのかは、わかりませんでしたが、
サインをする人になるのだと根拠もなく思っていました。
書店でサイン会をしている映像をずっと見ていました。
ときには、
自分で色紙を買って、自分のサインをしていました。
立派なアホです。
誰ももらってくれるあてのないサイン帳はどこかに消えましたが、
そのころ考えたサインは使い続けています。

 昨夜は、本田健さんと個人的に会って、
いろんなことを話しました。
健さんは、私のメンターなのです。

「ベストセラーを出したいのだけど、どうしたらいいでしょう?」
『よく聞くことだね』
「聞く?」
『そう、赤塚さんは言いたいことたくさんあると思うけど、読者が何を聞きたいのか考えてない。
 赤塚さんの本、全部読んだよ。
 難解だから、やっぱり売れないよ。
 聞きたい人のところに降りていかないと。
 そして、自分ところに上がってくる階段をつけるんだ』
「例えは?」
『イスラエルのことを伝えたい、って思っても、
 イスラエルって言葉だけで多くの人が引いてしまうよね。
 例えば、
 「世界の大富豪の33%がユダヤ人であるわけ」という本なら手に取るよ
 手に取ってもらったら、読んでもらえる可能性はグッと上がるよね』

こんな感じで夜更けまで話していました。
健さんはいよいよ来年世界デビューで、なんと!30カ国以上で新刊同時発売!!
日本のベストセラー作家から、
世界のベストセラー作家へとシフトされます。
やっぱりそんな時期の人のオーラは素晴らしく、
一緒にいるだけでこちらまでエネルギーが立ち上がってきます。

 小学校5年生の赤塚くんに言ってやりたいのは、
サイン会をするために必要なのは、
サインの練習をすることよりも、自分を表現する「何か」を練習すること。
ギタリストになるにはギターの練習です。
ちょっと順番が違ったけど、
ここから、やまとこころのキャンドルサービスの本を書いてゆきます。

 2020年秋、ベストセラーを出して紀伊国屋と三省堂とジュンク堂でサイン会をすると決めました。
あとは、売れる本を書くことです。
と、
いうことで、
今日は東京で凄腕の出版プロデューサーに会いに行ってきます。

  うっしゃーーー!!

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