赤塚高仁ブログ

シラス世界

2018.01.28

月刊アネモネの原稿が上がってきました。
巻頭カラーで5ページにわたって私の文章が掲載されます。
編集長の心が反映されていて、
とても素晴らしい紙面になっていますから、
是非お読みください。
2月9日全国の書店で発売になります。

そこに
「しらす」と「うしはく」についても書きました。

「しらす」とは、力で支配するのではなく、和することで治めること。カリスマはあっても牽引するリーダーシップは要らない。自然と共生し、天皇を中心に抱く本来の日本国の統治の在り方で、これからの共存共栄の時代のあり方ともいえる。アマテラスはそのように命じ、初代神武天皇はしらすこころの元、建国宣言をした。

「うしはく」は、武力や権力で支配すること。弱肉強食の世界。強いリーダーシップやヒエラルキー(階級組織)が存在する。自然は人間が征服するものだととらえたり、植民地、奴隷もうしはく思想である。これからの地球にはそぐわないあり方。

いつも話すペリリュー島の物語。
中川州男大佐は、最強と謳われた水戸第2歩兵連隊長で、ペリリュー島守備隊の中心となりました。
慰霊碑に参らせていただきました。
水戸での講演は、中川州男大佐からのメッセージのようにも思えました。
特別な時間となりました。

島の人々を傷つけずに、国を守る思いで強大な米軍と戦ってくださった英霊の皆さんへの感謝が湧かされてなりませんでした。

戦いを超えた、そのような立派なリーダーたちが、願った美しき国。
東の島の国、和の国日本は世界の希望です。
和を尊び、愛を尊び、無我を尊ぶ、謙虚であり、支配をしない、しかし、されもしない、その強さ、その美しさ、そのことを伝え続ける民族としてこの和の国は生まれたのではないかと感じてなりません…。

和するこころ、一人一人のうちに取り戻し、思い出して、やまとこころのキャンドルサービスして行きましょう。

ヤマトが世界の灯明台となる時が来ています。

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