赤塚高仁ブログ

兄弟は仲良く

2017.04.08

旧約聖書・創世記、初めての人間アダムとイブ。
この夫婦から生まれた兄弟が、カインとアベルです。
昨日の桑名聖書塾は、ここから始まりました。

農耕をする兄、カイン。
牧畜の弟、アベル。
二人とも神を崇め、捧げものをします。
ところが神は、アベルの捧げものを受けとり彼を祝福しますが、兄、カインの捧げものを受け取りません。
何故?
短い文章の中からその秘密を読み解くのが、聖書塾の意義です。
そのコツをつかんだとき、聖書の方から語りかけてくるのです。
そして、古事記も読み解くことができるようになります。

弟に嫉妬した兄、カインはアベルを殺します。

人類最初の死亡原因は殺人。
兄の弟殺しです。
人間にとってコントロール不可能なほど強烈な感情が、嫉妬心であると聖書は教えます。

続いて、
古事記を読み解きます。
カインとアベルに対し、天照と素戔嗚の兄弟げんか。
スサノヲの狼藉に手を焼いたアマテラスは、天岩戸に引き篭もります。
岩戸開きの話は、とても深く、多くの教えに満ちています。
聖書の学びがあったからこそ読み解ける古事記です。

ヤマト最初の兄弟げんか、
素戔嗚が八岐大蛇から取り出した天叢雲剣を天照に献上して、
和解します。

はるか神代の昔から、我々ヤマト人は
教育勅語の精神で生きていたのですね。

ユダヤとヤマトの対比で見えてくる新しい視座。
聖書と古事記のフュージョン。
この統合が、大きな意義をもつと私は感じるのです。

牧師は神社に行かず古事記も読まないし、
神主はイスラエルに行くことも聖書も学ばない。
その違いにしか思いが及ばないからです。

共通のもの、それらの背後に流れる見えない霊の息吹。
それにアクセスするとき、ここからの時代を突破する鍵が見つかるはずです。
それができるのはヤマト人をおいて他にありません。

5月はおやすみですが、
6月から7回残されている講座で、天皇がキリストであることを解き明かします。
桑名でしか開催していませんから、千葉や兵庫からも通って下さること感謝しています。
でも、情報が得られる量は移動距離に比例するところもありますね。

貴重な機会ですから、あとひと月だけオープンにして、
7月からはクローズとします。
テキストは、口語訳聖書、竹田恒泰訳古事記、「教育勅語という祈り」です。
赤塚建設ホームページから申し込みいただいたら、主催者から連絡いたします。

さて、いま名古屋に向かっているのですが、
住宅の点検の後、博多で光田秀さんと久しぶりの会談。
男同士、語り明かしたいです。

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