赤塚高仁ブログ

友の死

2018.04.05

これまで20回近くイスラエルを旅してきて、
ガイドのバラさんとのコンビで、
たくさんの物語を紡いできました。
そこになくてはならない、
ドライバーがありました。

私のツアーは、
現地での状況で、刻々と変化してゆきます。
予定にあるところをやめたり、
予定になかったところに行ったり。
なぜなら、
すべてが変化するからです。
でも、
普通はドライバーは嫌がります。

どんなときも、参加者をただ喜ばせたいと、
その想いだけで運転してくれた我が親友、
オデット、ダビデ、そしてバンビ。

中でもバンビは、
一昨日のツアーで仲間たちと兄弟のように親しくなってくれました。
去年イスラエルにいったら随分痩せてて、
とうしたのか、と聞くと、ガンの手術をしたとのこと。
私が行くと聞いて、ハンドルを握ってくれたそうです。
彼のおかげで、素晴らしい旅になりました。
バンビが欲しがっていた5本指の靴、
プレゼントしたらとても喜んでくれたのが、
昨日のことのようです。

6月のツアーをバンビの運転でお願いしようと、
リクエストあげていました。
5本指のソックスも持って行かなくては、と
思っていましたし。

イスラエルからの返事は、
「バンビは死んだ」

ショックです。
淋しいです。

友達がこの世からいなくなるのは辛い。

少しヘコむ今日です。

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