赤塚高仁ブログ

大阪とサンフランシスコ

2017.11.14

在米中華系民間団体から、
慰安婦像と記念碑を、サンフランシスコに寄贈するというではありませんか。

日本時間15日のサンフランシスコ市議会で、
受け入れ決議を可決し、
10日以内に市長が拒否権を行使しなければ、

「性的奴隷が、何十万人、
戦時中の囚われの身のまま死んだ」

という像と碑が立ちます。
サンフランシスコの街に。

 これは、とんでもない話です。
中国や朝鮮が自分の国の中で勝手にやりたい放題するのは仕方ないとしても、
昭和32年以来、友好都市関係を築いてきた相手の国に対して、
サンフランシスコ市が、
「お前の国の先祖はケダモノだ」と、
事実を無視したモニュメントを立てるのは、友好関係を一方的に破棄する行為です。

それに対して、
吉村洋文大阪市長は、

「像と碑が公有物となれば、大阪市とサンフランシスコの姉妹都市関係を年内に解消する」

と、発表しました。
大阪市議会では反対の声が多く出ていますが、
反対している市会議員はアホとしか言いようがありません。

姉妹都市は議会の承認いらないのです。
よく言ってくれました。

「 黙っているのは認めることだ」
と、吉村洋文大阪市長は言いました。

祖国、祖先に誇りを持つことは、
何よりも大切です。
親を大切にするのと同じです。

事実無根の作り話で、
祖先をバカにされて
ヘラヘラ笑っていたら、
日本は壊れてしまう。

 でも、国際社会はロビー活動で動かされています。
中国のロビー活動は、莫大な資金をバックに着実に成果をあげているようです。
60年続けてきた人間としての関係よりも、
大切な何かがサンフランシスコに生まれたのでしょうね。

 私たちだけでなく、私たちの次の世代に問題を残しそうです。
そして、一所懸命よい関係を築いてくださった先輩方に申し訳ない気持ちが湧かされます。

「愛蔵版・ヤマト人への手紙」
 巻頭言を書いてくださった、鍵山秀三郎さんからお葉書が届きました。

「赤塚高仁様 H29.11.6

 『ヤマト人への手紙』愛蔵版
豪華な本を拝謝拝受いたしました。
音を立てて崩れゆく日本の未来が恐ろしくなります。
病を抱える私は今、何もできませんが、
それでも一人ひとりに警告し続けています。
只今不調なので少しでも苦境を脱したら、
再読して感想をお届けします。

『かくまでも
  醜き国になり果てて、
 捧し人の
   命 惜しまる』

 戦争未亡人の歌
    
     鍵山秀三郎 拝」

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