赤塚高仁ブログ

好奇心こそ変化へのエネルギー源です

2019.06.04

 ユダヤ人とつきあって、ずいぶん永い時間が経ちました。
金融やビジネスで関係を作ったわけではありませんが、
23回もイスラエルに行き、
旅行会社の社長と友だちとして深く交わっていますので、
利害関係もそれなりにあります。

 資本主義を作ったのも
社会主義を作ったのもユダヤ人です。
金融や保険を作ったのもユダヤ人です。
広告やマスメディアもユダヤ人が作り上げました。
人類の0.2%の人口しかないユダヤ人が、
世界の大富豪の40%を占めているのをみても、
お金の世界はユダヤの世界であることが明らかです。

 2000年間国を持たずに、
世界の流浪の民として散っていたユダヤ人は、
世界の国々の片隅で独自の商売を創造するしかありませんでした。
綺麗事を並べるキリスト教は
「利息を取る」ことを罪として、
ユダヤ人を金貸しと蔑みました。
ユダヤ人は土地などの不動産を持つことができませんでしたから、
金融、保険、宝石を扱うしかなかったのです。
いつ
その国から追い出されるかも知れません、
持って逃げられるものを彼らは財産としました。
だから、
ユダヤ人はかつてピアニストはいませんでした。
世界的なバイオリン奏者にユダヤ人が多いのは、
バイオリンが持って逃げられる楽器だからです。

 ユダヤ人は、有名企業に勤めているとか政治家であるとか、
医者だ弁護士だといった、
肩書など信じません。
彼らが、信じるのは「知恵」を持つ人。
変化を恐れない人を信頼するのです。
そして何よりも、
約束を守る人を信用します。

 魚に水が見えないように
人には自分が見えません

 自分勝手に創り上げた「私」という錯覚に気づき、
自分の住んでいる世界の枠をはずしましょう。
日常、常識といった檻から出ましょう。
閉じた世界に暮らすのは楽なようですが、
そこには「LIFE」 生きる世界はありません。
ただ、時が流れるだけ。
そんな世界に安住していると、心の免疫が弱くなり、
小さな世界で他人を批判して人生を終えてしまうことになります。

 私たちが住んでいる世界は「多様性」が溢れるパラダイスです。
味わいましょう。
子どものような好奇心さえあればいい。
目の前の扉を開けて一歩歩きだしさえすれば。

 地球は行動の星であり、
 3次元現象界は体験の世界なのだから。

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