赤塚高仁ブログ

家庭内キャンプ生活

2018.09.06

 台風21号の爪痕は、あちらこちらに刻まれました。
米国から輸入した樹脂のフェンスは、
高さが1800あり、外から覗き込むことができないので、
プライバシーを守る為に最適です。
海のそばでも錆びないので、私の創った街、
「ミッションヒルズ」
「シャロームタウン」
「ヨベルタウン」
また、アパート
「ヨベルスクエア」
「ベイトシャローム」に使ってきました。

 ところが、
ハリケーンのような風を受けて、
耐えきれず、破壊されました。
夜明けとともに現場をまわり、被害を確認し、
修理をしています。
業者さん、職人さんも手一杯なので、
私と建築部長の二人で、一所懸命修理しています。

「いままでご苦労さん、
  これからもよろしくね」と、声をかけながら。

また、
会社と自宅は同じ建物なのですが、
電柱から引き込んでいる電線の一本が、暴風で引きちぎられました。
当然、電気は来ません。
ところが、
別の電線からの引き込みもあって、
辛うじて一部電気が来ています。
幸い中の幸いです。
でも、
事務所は、電灯はつきますがコンセントもエアコンもだめ。
自宅は、一部コンセントが生きています。
そこで、
工事現場用の延長コードを引っ張ってきて、
冷蔵庫とパソコンの環境だけは復旧させました。
電灯はつきませんから、
自宅は裸電球とロウソクの明かり。

 あんまり真っ暗なので、早く寝たら、1時に目が覚めました。
エアコンもつかないけれど、
窓を開ければ、ほんの少し涼しい風が吹きます。

 三重県だけで何十万という世帯が停電しているようです。
電気のある暮らしに慣れすぎていて、
スイッチ入れても電灯が点かないことが不思議に思えます。

 寛子さんと、
「家庭内キャンプ生活やなぁ」
生きているだけでもありがたいことやと笑っています。

 どうか、不自由しておられる人たちが、
1日も早く元の生活に戻れますように。
また、
このアクシデントを通して、
日頃の暮らしに感謝するとともに、
いかに日常が幸せに満ちているのかということを見つめ直し、
ほんの少しずつでも、
自然に寄り添って生きられますようにと祈ります。

 あとどのくらい、家庭内キャンプ生活が続くのか、
神様にお任せしましょう。

PAGE TOP