赤塚高仁ブログ

我が身をもって国難に代わらん

2019.12.20

 これまで伊勢神宮で数えきれないほどの方々をガイドさせていただいてきました。

修養団・中山靖雄先生から受け継いだバトンです。

 伊勢神宮別宮「風日祈宮」
(かざひのみのみや )にて、
いつも話すのは、
鎌倉時代に、アジア〜ヨーロッパを席巻した強大な元という国が日本に襲いかかったときのこと。

 米国なんてちっぽけな三流国じゃありません。
世界統一する勢いの国が、日本を攻めたのです。

鎌倉幕府の国防

鎌倉武士たちの強さ

元は、日本の強さに驚くのですが、
我が国の真髄は、天皇の御存在であります。

弘安四年
ときの亀山上皇は国中におふれを出し、

「国難ここにあり
 すべての国民は心合わせ
 日本のために祈れ」

上皇御自らは、
伊勢神宮に勅使を走らせ、
手紙を届けています。

 「我が身をもって
   国難に代わらん」

自分の命を差し出すので、
日本を守ってください
と、
伊勢神宮
天照大神に祈る。

 こんなことできませんよ、
どんな国国王だろうと。

 その祈りが届いたのでしょう。
風日祈宮から茜色の雲が立ち昇ると、
西の空へ飛んだ、と書き残されています。

やがて、
その雲は博多湾に飛び、
暴風雨を巻き起こして、
元の軍勢を一網打尽にしたと伝えられています。
その風を

「神風」

と、呼ぶようになり、
神風の国、伊勢と枕詞にもなりました。

 博多の福岡東公園に
亀山上皇の銅像があります。
ご挨拶
ようやくさせていただきました。

さあ、今日の午後は鹿児島にて講演です。

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