赤塚高仁ブログ

砂漠でわかる水のありがたさ

2019.05.05

人類に「契約」という概念をもたらしたのは、
ユダヤの父祖アブラハムです。
旧約聖書の現場、その誓いの場所で、その箇所を読むとき、足の裏から聖書が染み込んでくるのです。

海の中で生まれ育った魚には、海がわからない。

魚は、海の外に出ない限り、水を知ることはできません。
でも、
水の外に出たら、魚は息が出来なくなって死にます。

同じように、ずっと同じ会社にいる人もその会社のことが見えないし、
幸せの中にいても幸せというものが見えない。
それは、
「当たり前」という
感謝不足症候群に感染しているから。

当たり前は、ありがとうの反対なのです。
今日一日、病気や事故にあわず、ないげない日常を過ごすことができたのは、
奇跡の連続、おかげさまです。

目が見える、耳が聞こえる、しゃべれる、息ができる、自分の足で歩ける・・・

普通の生活ができることが、どれほどありがたいことか、幸せなことか。

家族や友人、仲間がいるってことがどれほど恵まれていることか。

当たり前の海の中では、
全てが、不平、不満、愚痴、泣き言の原因となります。
そして、
人は、幸せを探しに行くのです。

幸せを手に入れようとあくせくするのではなく、
すでにたくさんの幸せの海の中にいることがわかったら、感謝しかなくなります。
そこに
気づいた瞬間、100パーセント幸せですね。

瞬間的に幸せになる処方箋

過去のすべてに「ありがとう」を言う。

未来の妄想すべてに「ウエルカム」を言う。

真の健康とは、
健康について考えていない状態
だから、
真の幸せとは、
幸せを探すのをやめたとき感じる安心感

ネゲブ砂漠の真夜中は、日本の朝です。
少しだけ寝ます。

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