赤塚高仁ブログ

終わりははじまり

2019.05.31

 赤塚建設株式会社第50期の終わりの日です。
5月決算の最終日です。
創業から60年を迎えました。

 本日をもって、
赤塚高仁は、社長を卒業します。
30年間の建設業のキャリアを終了します。
飛島建設の営業も含めると、35年になるのですね。
また、
本日をもって、
建築部長の田口尚子も退社します。
私の片腕として活躍してくれましたが、
持ち前の才能と、ご縁を生かして、
新たな人生を創造してゆかれることと思います。
また、
本日をもって、
196回目を迎える赤塚高仁のメールマガジン
「ヤマト人への福音」終了します。
永らくの御愛読、心から感謝します。
200回の節目まで書きたいなぁという気持ちもありますが、
今日終わることにしました。

 明日からは、
赤塚高仁は、赤塚高仁として生きていきます。
私が私を生きるのです。
新生アカツカを始めるには、
一度古いものを終わらせる必要があります。

 新しいことを始める、
そのための自己啓発の書物はたくさんあります。
でも、
そんな本を読んだところで、
ほとんどの人が何も始められずにいます。
だから、その手の本が次から次へと出るのでしょう。

 始めることよりももっと大切なことは、
いまやっていることを一度終わらせることです。
これが何よりも重要だと思うのです。
終わらせるには、大きなスタミナが必要です。
終わらせることを終わらせないと、
始まりを始めることはできません。

 還暦を迎え、新しく生まれるのですから、
古いフェーズを終わらせる最高のチャンスです。
糸川英夫先生に初めてイスラエルに連れて行ってもらって、
ちょうど30年。
糸川先生が亡くなって20年。
会社も60年。
このタイミングでJUMPします。

 60年間で何百軒もの家を建てさせてもらってきましたから、
メンテナンスやリフォームの会社、また不動産取引の会社として、
赤塚建設は残します。
赤塚寛子さんと本島康子さんが運営してくれます。
私の時よりもずっと愛される会社となることでしょう。

 明日は友だちの建設会社創業100年の記念パーティが富山であるので、
今日中に移動します。
終わり次第津に戻ります。
父の13回忌です。
30年間会社潰さなかったこと、父も褒めてくれるでしょう。
大きな会社にはなれませんでしたが、
愛される会社であることが私の誇りです。

 人生100年時代というけれど、
何のために生きているのかわからないまま100年も生きるなんて恐ろしいこと。
その恐怖に麻酔を打ちこむように、
人々は娯楽に走るけれど、
本来あるべき自分を見据えて、
願うことではなく、
願われていることに命燃やし、
今日一日が確かであれば、
何年生きてもいいじゃないですか。

 イエスは33年
 ジョンは40年

長く生きた人を讃えるよりも、
美しく輝く人生を生き切ったエネルギーにあやかりたいものです。

私が私であること。
それ以上に神さまが喜ばれることはありません。
そして、
それこそが最高の先祖供養です。

 終わりははじまり!
それが、人生です。
私は、私を生きるために生まれてきたのですから。

さあ、本格的にのほほんと参りますよ

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