赤塚高仁ブログ

自分で自分に許可を出す。

2018.05.29

19回目のイスラエルツアーは、船井グループの「51コラボ」という企画会社の主催でした。
社長の服部さんは、計画を緻密に立てる緻密な人。
かたや私は、行き当たりバッチリと、
ほとんど無計画な人間。
こういう異質なものの組み合わせが新しいものを生み出すのだと、
改めて思わされました。

 さて、
今回のツアーは、
「本田健、久保田早紀と行く」というタイトルがついていて、
ゲストがすごい。
セミナーに参加するのに10万円という、大ベストセラー作家を11日間拘束するのですから、
費用はかかるでしょう。
服部さんは、デリケートに見えて実に大胆な発想と行動をします。
本田健さん、久保田早紀さん、口説き落としてきました。
びっくりしましたが、
服部さん本人が一番ビックりしたみたいです。
ちなみに
団長は私と舩井勝仁です。

値段設定を88万円としました。
普段の赤塚ツアーの倍ちかい金額です。
ビジネスクラスとシングルルームを選択すると、
一人160万円になります。
しかし、
16席用意したビジネスクラスから満員になりました。
イスラエルで一番大きな60人乗りのバス、
一席も空席なく、満員。
だから、バスの中で点呼をとらなくても席が埋まれば出発。
そして、
今回初めてツアーコーディネートの報酬というものをいただきました。

 これまで、少しでも安くして参加しやすいようにと考えてきましたが、
それだけでは行き詰まります。
私がしんどくなるからです。
どこかで「頑張っている」私がいました。
だから、個人的なメモリーになっても、何かにつながってゆく感じがなかったのです。

旅の途中、本田健さんのアドバイスをうけて気付かされました。

「赤塚さん、僕が感じるのは、糸川先生が見ていたはずのものが、
3分の1くらいしか引き継がれてないんですよ。
悪く聞こえるかもしれないけど、
普通の主婦を100人イスラエルに連れて行くのか、
大学の先生や政治家、または教育者とかいろんな分野の本当のリーダーを100人連れて行くのか、
アカデミックな方が社会を変える力あるからね。
赤塚さん、
年に3回ツアーやれるとして、あと20年、もしくは15年かもしれない。
だとしたら、あとせいぜい2000人分のチケットしかないんですよ。
誰を連れて行くのか?
それをこれから綿密に考える必要があると思います。
今のままだと赤塚さんの本当にやりたいことにつながらないんじゃないかと思います。
どう思います?

ここから新しいステップかなと思います。
これまでは準備だったんです。」

ちょっと考え込んでる私に、健さん。

「赤塚さん、あなたはマジシャンですよ。
 実業家でも教育者でもアカデミックな人たちでも、
 みんなを和気あいあいとさせて友達になって帰る。
 それができる人なんですよ。
 一般向けには東京や大阪の500人ほどのホールで聖書を面白く語る。
 牧師さんが嫉妬するくらいの才能がありますから。
 聖書漫談みたいな誰もやったことのないポジションを取ればいい。
 ある意味、ベストセラーになったもん勝ち
 僕は、未来が見えるから、そこから言ってるんです 」

一時間ほどだったでしょうか、
思いもよらぬ本田健さんからのアドバイスに、
心がふっと解き放たれました。

イスラエルに行くのも、
講演活動するのも、
私の中にうしろめたさ、「罪悪感」があったのです。
本業、建築業があり、社長業も中途半端なくせに・・・
ちゃんと本業で稼いでいたら、他から収入得なくても・・・
どうやら私は、
「自分はお金(あるいは愛情)を受けるに値しない」と思っていました。
だから、
ボランティアで講演も引き受けていました。
イスラエルツアーも添乗員枠で旅費は負担してもらいましたが、
報酬などもらうことありませんでした。

 でも、私は本来、豊かさや愛情をもっとたくさん受け取ってよいのです。
もっとうまく受け取ることができるようになるはずです。
「自分ってすごい」
そう本当に思いましたから。

 日毎にキラキラ輝いて変わってゆく、旅の仲間たち。
口々に
「素晴らしい価値のあるツアーです。
 参加してよかった。
 安いです」
と言ってくださいます。

旅の途中から、猛烈に後悔の念が押し寄せてきました。
私の大事な仲間たちにこのツアーのことを勧めなかったことを、もったいなく思いました。
ああ、
こんなに価値のあるものを、
高いと判断する小さな自分のせいで、
広められなかった・・・
もっとも
バスの席はひとつも余裕がなかったということは、
今回の参加者一人残らず、聖なる約束の兄弟姉妹。

人生で成功するということは、
自分に
「好きなように生きていいよ!」と許可ができることなのですね。
それを学びました。

イスラエルという磁場は、人を変えます。
30年前、イスラエルで変えられ、
そして、いままた新しく変わり始めています。

本田健さんからメールが来ました。

 「今回、学びがたくさんありました。
 実に面白かったと思います。
 スピリチュアルな面で、ここまでわくわくした旅はありませんでした。
 赤塚さんの情熱的な解説、すごかったです!!
 あれをテープ起こしするだけで、相当面白い読み物になりますね。
 DVDとか作って欲しいなぁ」

  ベストセラーにする方法、
教えて欲しいなぁ〜

PAGE TOP