赤塚高仁ブログ

買わずに借りていればよかった、森友学園

2017.03.03

  平成27年5月、豊中市野田町の8770平米の国有地に定期借地契約を結んで、小学校建設が着手されました。

その後、工事中に地中からゴミが見つかりました。
去年、借地から売買に切り替え、
ゴミの処分費8億2千万を、9億5千万の土地評価から引いた、
1億3400万で売買したことが問題になっています。
それから、ゴミを処分していないという業者が
「ゴミの混ざった土砂を埋め戻した」
「汚染土と呼ばれている」と言ったことから問題が加熱しています。
 大阪府は、小学校設置認可を見直す発言をしています。
つまり、4月の開校を認めないということになるわけです。
今の世論を見ていると、おそらく認可は取り消しになることでしょう。
民主主義とは、真実よりも声の大きい「世間体」を気にする日和見主義でもあるからです。
森友学園の籠池さん、
私は応援していたのですが、とても残念です。
  友人の娘さんが、森友学園の塚本幼稚園に通っています。
塚本幼稚園では、毎朝教育勅語を朗唱します。
論語の素読や俳句を暗唱したりします。
我が家でも、マホちゃん先生には幼稚園時代にTVはみせず、
童謡を聞かせ、一茶の俳句を憶えさせました。
美しい日本語を最初に入れたかったからです。
塚本幼稚園で教育勅語の精神を学んでも、
小学校に行くとほとんどの生徒が普通の「今どきの」子供になってしまうのを無念に思った籠池理事長は、
小学校建設を目指していました。
塚本幼稚園に通っている、友人の娘さんと一緒に教育勅語を朗唱したとき、本当に胸が熱くなりました。
もうすぐこの瑞穂の国小学校にランドセルを背負って、通学する日を指折り数えていたはずです。
この話は以前ブログで書きましたね。
「赤塚さんと出会って、国を愛する心を教えてもらって娘を塚本幼稚園に入れてよかったです。
新しい小学校の一期生になれることも嬉しいですね」
と手を握ってくれた友人は今どんな思いでいるでしょうか。
 さて、今回の出来事で何が問題でしょうか?
ただ一つ、「国有地の売却方法」だけです。
 有識者が眉間にしわを寄せて言います、
「なんと! 塚本幼稚園では、子供たちに教育勅語を教えているというではありませんか!!
教育勅語ですよ、あの、日本を軍国主義に向かわせた!
その学校の名誉校長に首相夫人の安倍昭恵さんがなっているとは、いかがなものか!!」
 ちょっと、おっさん
あんた、教育勅語読んだことあるの?
 ここです、イスラエルに行ったこともない人が
「イスラエルは怖いところ」と思い込まされる刷り込み。
でも、言う方も酷いが、信じるものも愚かです。
 自分で考えない人は、操作したい人々に支配されてゆくのです。
今、国会の参議院予算委員会で盛んに取り上げられていますが、
完全に論点がすり替えられてしまっていますね。
山本太郎にいたっては、
「アッキード事件」とまで言いだす始末。
 実は、以前昭恵さんと塚本幼稚園のことで話をしたことがあります。
名誉校長なんてなってるけど、いいの? と、聞いたら、
「ちょっとやり過ぎの感はあるけど、私で役に立てるんだったら」
・・・もう、昭恵さんを矢面に立たせるのはやめてほしい。
 森友学園の教育方針が、国会の議論に上がるのはおかしいで。
それ言い出したら、カトリックの幼稚園のお祈りも、アアメンと手を組むのも、
仏教系の幼稚園で御釈迦様の話をするのも全部あかんでしょ。
 天皇を敬い、神道系の教育をする学校ができることを嬉しく思っていたのですが、
どうやらこの背後には、日本をダメにしようとする勢力が働いているように思えます。
4月2日、赤塚高仁の
「聖なる約束4 ヤマト人への福音
  教育勅語という祈り」が出版されます。
明治天皇の祈りをいまの日本に復興させる、魂を込めた一冊になります。
去年の暮れ、安倍昭恵さん、きれい・ねっとの山内尚子さんとともに、
京都は伏見桃山にある明治天皇の御陵を訪ね、教育勅語を朗唱しました。
いまの日本に絶対に必要なことなので、力を貸してくださいねと、昭恵さんにもお願いしました。
明治天皇からも背中を押された気がしました。
 そのとき、昭恵さんと二人で撮った写真があります。
今回の本では、明治天皇の御陵を背にしたそのツーショットを使おうと考えていました。
これまで、聖書や古事記をひもとき、
教科書に載っていない真実の国史から書かれた教育勅語の本などなかったからです。
きっと、ヤマト人への福音になる!
そう確信しています。
 でも、やめることにします。
いままた教育勅語と昭恵さんとの関連性が疑われるような書物がでれば、
裏の勢力の餌食にされてしまうでしょうから。
 森友学園よ、定期借地権でやっておけばよかったのだよ。
私まで、影響を受けてしまったではないですか。
 この件は、もう少し言いたいことがあるので、
今日のメルマガで書きます。 ブログに書いていいのはこの辺までですね。
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