赤塚高仁ブログ

風の丘物語

2018.03.03

大野勝彦先生

10作目の本を出版されました。

初めて出会ったのは23年前のこと。
以来、いろんな場面で大野先生と交わり、育てていただきました。

地位や名誉、財産や家柄、学歴、そんなこの世の宝ではない、天に積む宝を大野先生から見せてもらってきました。

イエスキリストが言った
「五体満足で地獄に堕ちるより、
手をちぎってでも神の国に入れ」という言葉は大野先生のためにあるのかと思えるほど、神の国で憩われてる大野先生です。
そんな大野先生にも、
次々と試練はやってきて、
今回の熊本地震による被害は一見絶望的でした。
しかし、
その中から復活した風の丘・大野勝彦美術館は国宝とも言えましょうか。

その歩みをまとめて、
一冊の本とされました。

出版記念のパーティの案内をいただきましたが、私は名古屋での講演があり伺えません。
そこで、
パーティまでに一目 大野先生に会いに行こうと、阿蘇まで走ってゆきました。

「あれー 赤塚さん、どきゃんしたと」
「散歩してたらここに着いたー」

冗談言いながら、
笑いながら、
とても深いところで喜びの涙が流れるひとときでした。
そんな中で
ふと、
大野先生が言われた言葉、
胸の中で響いています。

「赤塚さん、
講演であちこちまわっておるとですか?
赤塚さん、
どんどん
あちこちに出かけて話したらよかです、
誰でもできることじゃなか。
話すことで、自分が育ててもらえるばい。
建築の仕事も大事やけど、
本当にあなたがやらんとならんこと、
勇気をもってやるときやね。

俺はそれがよかやと思うばい」

相談に行ったわけでも、
何か聞いたわけでもありません。
ふっと、
何気なく大野先生から発せられた言葉。

天の声ようにも聞こえました。

PAGE TOP