赤塚高仁ブログ

39-39

2019.08.15

 今日は終戦の日
諏訪湖の花火大会に出かけます。
超大型台風が接近しているそうですが、
無事に開催されますようにと、念じつつ。

 毎年終戦の日は、三重の護国神社に参列し、
天皇陛下の御言葉を伺い、玉串を捧げるのを常にしていました。

終戦60年のとき、
靖国神社に車ででかけ、
以来数年間は東京に行きました。

 その後、
大好きな友に誘われて、
8月15日諏訪湖の花火大会に行くと、
3万発の花火、湖上爆裂、世界最大のナイヤガラ・・・
圧倒的なスケールに魅了され、
毎年諏訪まで走るようになりました。

 友と関のパーキングエリアで合流し、
友の車に乗せてもらって、信州へと走ります。

桟敷席でお酒を飲みながら、
目の前で上がる花火を観賞する。
まさに、
日本の夏です。

 私の父は、花火が嫌いでした。
津の町が空襲で焼き払われたとき、
空からB-29が落とす焼夷弾の

 「ひゅるるるる~~~~」

という風を切る音と、花火が上がっていく音が同じだというのです。

そんなことを、
花火を見るたび思い出すのです。
そして、
空に広がる大輪の花を、父は空の上から見ているのかなぁと思うのです。

 8月15日
諏訪湖の花火大会は、大東亜戦争で散華された英霊へのレクイエム。
鎮魂の祈りです。

 2015年の諏訪湖の花火大会は、ボートを貸し切って湖から観ました。
すごかったなぁ・・・・
でも、その年の10月
花火に誘ってくれた大好きな友が天に帰っていきました。
突然のことでした。
63歳
まだまだいっぱい遊びたかった。

 友が亡くなって、友の奥さんと一緒に諏訪湖に走ります。
今度は僕が運転手。
今年は、新しいVOLVOで走ります。
友が好んでつけていた車のナンバー 「39-39」
僕の新しい車のナンバーも「39-39」にしました。

 ずっと忘れずにいるからね、島村不二夫さん
 そこから見る花火はどんな感じ?

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