赤塚高仁ブログ

崖っぷちから這い上がる「5つの力」

2013.11.28

  ワシが34歳のとき出会った、6歳年下のアニキの話です。

初めて出会ってから、気がつけば20年の時が流れていました。

彼の名は、山田泰壮 やまだ やすお

昭和40年京都生まれで、物流応援団グループの代表として、二つの会社を経営しています。

高校を出るとトラックドライバーとして社会人デビュー。

21歳で営業所長。

トラック4台で立ち上げた営業所は6年間で、静岡県全域に6事業所となり車両100台、スタッフ170名の規模になりました。

その後、ちょっと有頂天になったヤマちゃん、

仲間が離れていったり、どん底におっこちてしまいます。

 

 

 全部失ったヤマちゃん、新しい会社を創業し、物流の世界で働く人たちの応援団長として立ちあがるのです。

ほんとうに「崖っぷち」からのスタートだったと言います。

でも、20年間のつき合いの中で、

多分、しんどいときだけウチに遊びに来るヤマちゃんでしたが、ワシは彼の笑ってる顔しか思い出せません。

愚痴、泣き言、文句、そして人の悪口を言わない人です。

「赤塚の兄さん、ちょっと一杯一緒にやりませんか~」 と言いながら、津にホテルをとり

大門のおでんやさんに行くワシらです。

カラオケの止まらない二人です。

たいがい飲み過ぎてしまう二人です。

朝早く、風のように去ってゆき、調子良くなると寄りつかないヤマちゃんです。

 ヤマちゃん、パソコンが普及してない頃から、念いを言葉にして発信し続けてきました。

今では、社員研修、社会人教育を立ち上げ「物流応援団長モーニングメール」として広く発信しています。

その文章が出版社の目にとまり、なんとなんと、本になってしまいました。

それが、「崖っぷちから這い上がる「5つの力」』(ごま書房新社)です。

 

 読み始めたら、なんだか胸がいっぱいになって、ページがめくれなくなってしまいました。

初めて出会った日、名古屋のクラウンホテルで催してくれたワシの講演会の場、ワシが34歳の2月11日でしたね。

気合入れて話してたら、会場で誰かが倒れました。

ヤマちゃんの奥さんでした。  不思議な出逢いです。

 

 「すべてのことには兆しがあります。

  予測しにくいものもありますが必ず「兆し」はあります。

 兆しに、「しんにょう」をつけると「逃げる」になります。

 兆しに、「てへん」をつけると「挑む」となります。

   ・・・あなたは逃げますか? 挑みますか?

 私は知恵を絞り、手を加えて挑み続けます」(実現力11話より)   

 

 さて、続きを読みましょう。

いつも大声で笑ってる、すてきな6つ年下のアニキの声が聞こえてくるようです。

 

 

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