赤塚高仁ブログ

きのう京都、あすか奈良

2014.11.21

 秋の奈良に行きます。

我が「腹心の友」かっこちゃんこと、山元加津子さんが画廊で個展をするというではありませんか!

そして、宮ぷーも一緒にやってきます。

再会すると思うだけで、心があたたかくなります。

 

 かっこちゃんと出会ってから何年経ったのでしょうか。

名古屋ABCフォーラムという、経営者の勉強会で仲良くなった小林正樹さんが会わせてくれました。

養護学校の先生だよ、と教えてくれましたが、

どちらかというと、養護学校の生徒以上にぼーーーっとしてるへんなお姉さんやなぁと、

しっかりものの私は思ったのでありました。

ペルーの天野博物館、事務局長の阪根博さんが来日したとき、阪根さんに会うため出雲までいきました。

ずいぶん前のことです。

阪根さんが出雲にいたのは、かっこちゃんに会うためだったので、そこにはかっこちゃんがいました。

そこで初めて、かっこちゃんの話を聞きました。

きいちゃんの話のときには、となりに座っていた阪根さんが私にそっとハンカチを差し出しました。

もう、涙が止まらくなってしまっていたのです。

 講演が終わった後、「本当のことだから」という本を買ってサインしてもらいました。

かっこちゃんは 「腹心の友 赤塚さんへ」と書きました。

 ・・・ え、みんなにこんな風に書くの? と聞くと

「いいえ、はじめてです。 でも、わかるの、赤塚さんは腹心の友よ」

 

 「腹心の友・・・ 本来は腹と心、身体の中心をいい、転じて心の奥底を意味した。

 身体の中心となる腹と心は人間の頼みどころであり、心の奥底であることから、

 心から信頼できる人を腹心の友と喩えるようになった。

 中国最古の詩経や続日本記の記事にも見られる」と辞書にあります。

 

赤毛のアンで、アンがダイアナに出逢った場面で

 「あのう、ねえあんた、あたしを少しばかり好きになれると思って?

 あたしの腹心の友となってくれて?」

と、村岡花子さんが訳した場面があります。

とにかく、腹心の友とは、私の人生でも初めてのことでした。

 

 かっこちゃんの話を聞くたび、本を読むたび、その宇宙の大きさに惹かれていきます。

普通に見えるその生き方の中で、どんな人も到達できないようなエネルギーの輝きが垣間見えます。

今回の人生で、どれだけ修行してもこの人の魂レベルに近づくことはできないな、と初めて思えた人です。

だから、心の底から尊敬しています。

バリ島、モロッコ、そしてイスラエルへと共に旅をさせてもらいました。

知れば知るほど、かっこちゃんワールドに魅せられます。

ある友人は、かっこちゃんと行くイスラエルツアーに参加したのですが、みんながかっこちゃん、かっこちゃんというので、

旅行の間中、斜めはすかいに眺めちょっと拗ねて、シラケ姫と呼ばれるほどでした。

ところが、旅行から帰って、かっこちゃんが書いた「宇宙の約束」という本を読んだ時、

同じ時間を過ごした旅の中で、ここまで感じ方、見方、考え方が違うのかとショックを受け、

山元加津子のすごさに気がついたのでした。

しらけ姫は、その後、自分でもイスラエルツアーを企画し、私と彼女の兄である光田秀さんを出会わせてくれました。

あ、そうすると彼女が、テンプルビューティフルの光田なおこだということが分かる人にはわかるかも知れませんね。

 それはさておき、共に旅をして驚かされるのは、かっこちゃんのモノの見方、視座です。

聖地エルサレムで聖書を語った後、かっこちゃんは私にこんな質問をしました。

「赤塚さん、イエスをうらぎったユダさんは一番大変な役割を引き受けたのですね。

 ユダさんがいなければ、イエス様はそのあと十字架にかかって復活することもなかったの?」

とにかく、子供のような目で曇りなき世界を観ている人です。

それを、物理を大学で専攻していた左脳で言語化できる驚くべき人です。

 

 映画「1/4の奇蹟」でもかっこちゃんに出会えますが、どうかホンモノに触れてください。

 

これから会いに行ってきます。 

「聖なる約束」を腹心の共に渡すときがきました。

私も、「腹心の友 かっこちゃんへ」とサインします。

 

 

 

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