赤塚高仁ブログ

心がすべてをつくりだす

2014.12.07

 伊勢での二日間の見学会が終了しました。

初めての伊勢の地での建築。

聖地伊勢。

振り返ってみれば、13年前、娘の万穂が一年間の米国留学を終えて帰り

「自分は日本の建国の年も、建国の父も一切知らない。お父さん教えて!」と言われ、

自分も全く日本の歴史も、神話も知らないと言うことに気づかされたのでした。

そんなとき、伊勢の父と呼ばれていた修養団の中山靖雄先生が私を神嘗祭に招待してくださったのです。

「あなたは、これから伊勢を伝えてゆく人になる」

魂のスイッチが入った瞬間でした。

夜の祭りを奉観させていただいているうちに、やまとこころのスイッチがオンになったようです。

そして、このことを一人でも多くの人に伝えたいと願わされ「神話を体感する会」を立ち上げたのでした。

 

 そんな魂の故郷、伊勢での完成現場体感見学会。

二日目の日曜日。

早朝、ブログを書きながら、「何のために私は家を建てるのか」と自分に問いました。

https://www.akatsukakensetsu.co.jp/news/2014/12/07-02506.html

もう一度原点回帰、初めて出会う方に本当のことを伝えるんだと心を定めました。

キリストの伝道に命をかけたパウロのように、熱い魂で大事なことを届けようと思わされたのです。

住宅は産業ではない、その国の文化です。

作り手の便利さや、早く、安価でできるからといって、住む人が病気になるような材料を使ってはならない。

そのことを伝えたいと思いました。

 

 心を定めて伊勢に向かうと、不思議が次々に起きて驚くべき日となりました。

「家を建てるなら赤塚建設に聞いてみなさい。受けてくれるかどうかわかりませんけど」と、ある方に紹介されて一組の御夫妻が来られました。

これから子育てするにあたり、この健康住宅に決めたい。

即決でした。

大手量産メーカーで契約直前の御夫妻もありました。

住宅は産業ではない、文化です、日本の大切な心です、だから命の喜ぶ建物を建ててくださいね、と話しました。

もちろん具体的に違いも説明しました。

でも、何よりも実際の建物の空気がすべてを物語り、お考えを変えて工業化製品の家は止めてくださるようです。

新聞をとっていないのに、たまたま見学会場の近くにある実家に来たらチラシがあって、飛んで来てくださった御夫妻。

早速プランの御相談をさせていただくことになりました。

赤塚建設の看板を見て、何十年も前の私の父の友人がのぞきに来てくれました。

父がなくなったと知ってショックを受けて帰られましたが、なぜか父の目を感じて心が温かくなりました。

いきさつを超えたお出逢いに恵まれ、伊勢での見学会終えられましたこと、魂いっぱい感謝です。

 

 大阪からきてくださった御夫妻。

京都での「聖なる約束」出版記念講演会で話を聞いてくださったそうです。

はるばる見学に来てくださいました。

ところで、どんなご縁で京都に来てくださったのかと尋ねると、

「今野先生の洗顔先心塾で、今野先生に言われて・・・

これまで、今野先生は全国大会でもどんなイベントでも、よかったら来てくださいと言われていたのに、

京都の出版記念会だけは、絶対に来なさい!と言われたので、どうしても行かなきゃと思ったから・・・」

 

 華都子姉さん、ありがとう。

会うと上手に言えないから、ごめんなさい。

手を合わせます。

 顔晴って、自分から今日もいい日にします。

 

 

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