赤塚高仁ブログ

受け取らない

2016.02.27

 愚痴や不平不満、その上悪口を言いまくる人がいます。

そんな人がまわりにやってくるというのが、自分の状態をあらわしていると言えましょうか。
花には蝶
  うんこには蝿
寄ってくるものを見れば、
自分が花か、うんこか判断ができます。
花は、蝶をほめたたえ、
うんこは、蝿を蔑めます
御釈迦さまに向かって、
罵詈雑言を浴びせかけた男があったそうです。
御釈迦さまは、何を言われても顔色ひとつ変えません。
散々ののしり、言いたい放題だった男は
へとへとになって聞きます。
「どうしてそのように平然としていられるのか?」と
御釈迦さまは言いました。
「あなたは贈り物を誰かに贈ったとしよう。
相手がその贈り物を受け取らなければ、
その贈り物は一体誰のものか?」
すると、男はこたえました
「そりゃ、自分のものですよ」
御釈迦さまは言いました。
「そうか、それでは私はあなたの言葉の贈り物を受けとらないから、
あなたの言葉はすべてあなたのものだ」
 悪口を言う人がきても、受け取る必要などないのです。
悩む苦しむひとの共通点は、現実に振り回されすぎてしまうということでしょうか。
「⚪︎⚪︎さんがあなたのこと嫌だと言ってたよ」
そんなとき、
「そんなこと⚪︎⚪︎さんが言うはずありません。
 私は⚪︎⚪︎さんが大好きですし、きっと何かのまちがいでしょう
私は⚪︎⚪︎さんを信じてますから」
と言えばいい。
「あなたは理想主義ですね」
そうです
「人は理想のために生きている」のです。
世の中思い通りにならないと嘆く人は、
思い方が悪いのです。
計算通りにいかないよという人は、計算が間違っているのです。
そんな普通の人の言葉など、受け取らなくていいのです。
普通はしんどいのです。
 もっとも、
すべての人に好かれようと思うこと自体、大間違いですから。
好いてくれる人が半分、嫌いだと思う人も同じくらいいるのが本当のことです。
人に嫌われことなど恐れず、
仲間を大切に、親切に、喜ばれるように生きていきましょう。
57歳の1日目、大切なこと受け取りながら、
いらないことは受け取らない。
 だから、これでいいのだ!
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