赤塚高仁ブログ

風の丘 阿蘇

2016.06.28

「風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館」が大変です!
 大野勝彦先生からのメッセージです。

 「大野です、元気でやっています。
 熊本が揺れて大きい地震がありました。
 初めての経験です。

 美術館の丘が壊れました。

 幸い美術館本館はあまり傷んでいません。

 最初はここでまたやるぞ!
 と、思っていましたが、だんだん現状がわかってきました。

 道路がなくなりました。
 水もなくなりました。

 そんな中でいろんな人からの励ましの電話をいただきました。
 どなたも
 「もう一度美術館に行きたい、
 もう一度絵を見たい、会いたい」と、

そんな声を聞くたびに、
 やっぱり俺はここでやるぞ、
 この美術館をもう一回ここで再オープンしようと強く思いました。

いろんな人にお願いしたり、
 回って歩いたりしようと思っています。

オーブンに向けてがんばります」

 地鎮祭から関わらせていただき、
 数え切れないほど訪ねた、私の心のふるさと、「風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館」
 いま、
 風の丘が崩れ、
 道路は通行止め、
 水も止まり、
 美術館には立ち入り危険の張り紙。

 大野先生の命の変化体でもある、風の丘美術館では、いつも大野先生が木の手入れをし、花を植えて四季の風を感じさせてくれました。
 大野先生がどれほど風の丘を大切にし、訪ねた人々の魂を慰めてきたかを私たちは知っています。

 「ここをもう一度オープンします。
 また、はじめからやったらよかです」

 応援します。
 大野先生の笑顔が浮かんで、
 涙こぼれる。

  神は愛であり、慈悲です。

いつかのいい日のために今があると信じます。

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