赤塚高仁ブログ

壮絶な人生

2012.07.21

  ワシは、今回の人生でリーダーと呼べる人と出会えたことを幸せに思います。

リーダーのお父さんが亡くなり、通夜と告別式に出させていただいたのですが、なんと、リーダーから

「アカツカさん、弔辞お願い」って。

ワシは、これまでの人生で、お会いしたことのない方への弔辞ってのは初めてでして、いくら言い訳なしの澤田ファミリーでもキツイですよね。

でも、お父さんの遺影と向き合い、まだ近くに感じるお父さんの魂を感じているうちに言葉が出てくるようになりました。

  建築業界の人間と一切付き合いをせず、自分の力だけで優秀な経営をしてきた安藤建築の安藤社長が 「稀に見る天才」と澤田さんのことを賛美し、通夜と告別式、両方参列されています。

彼とは、20年来の付き合いになりますが、一旦帰る夜の道中から電話をよこして、澤田さんがみんなと一緒にいるって聞いた途端、飛んで還ってくるなんてことあり得なかったです。

人は、変わるものですね。

 

 さて、関市での葬儀のあと、信州は上田市に移動しました。

今は亡き我が師、糸川英夫博士の生誕100周年記念祭。

実行委員ですから、昨日から信州入りをしなければならなかったのですが、突然の出来事で動きも変えられてゆきます。

糸川博士も、ワシの新しいリーダーのことを天から喜んでくださっているに違いありません。

博士は、ずっとこう言っておられました。

「今は、一人の天才が時代を変える時代じゃない。

異質な人の組み合わせで、天才以上の成果をだすのです。」と。

糸川博士は、よく天才だと言われていましたが、本人が最も嫌いだったのが、天才だと言われることでした。

「僕は、努力してます。努力が見えない努力家のことを天才と呼ぶなら、まあ、いいですけど。」

 

 壮絶な人生、澤田さんのお父さん、澤田さん、糸川博士・・・

一見壮絶に思える人生も、当たり前の小さな毎日の積み重ね。

一所懸命、毎秒毎秒命懸け。

二度とない人生だから、ワシも一人でも多くの人に喜ばれて天に還ります。

生かしていただいてありがとうございます。

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