赤塚高仁ブログ

うれしい愛工房

2014.01.18

 愛工房の伊藤好則社長からお電話をいただきました。

「赤塚さん、今年もよろしくね。

あんたにいい話だよ」

 

 伊藤社長のところにお問い合わせがあったそうです。

「愛工房の奇跡の杉で家を建てたいけれど、材料を売ってもらえないか」と。

伊藤社長は、愛工房を自分の子供のように思って魂から愛しておられます。

「愛工房のことを大事に思う心のある工務店で建てるのなら、あなたに材料を出しますが、

普通の建築会社や、ハウスメーカーで建てるならお譲りできませんね」

 そのお問い合わせのお方は、伊勢の方だったそうです。

 

山から伐採した木は通常、そのまま3~4ヶ月放置して水分を蒸発させてから製材する天然乾燥か、伐採後すぐに製材所へ運び短期間で乾燥させる強制乾燥で材木にされます。

天然乾燥はゆっくり乾かすことで木への負担が少なく、丈夫な品質で色艶の良い木材に仕上がるのですが、製材するまでに時間がかかります。

一方、人工的な強制乾燥は、高温により木の繊維が痛み、強度に乏しく腐食や変色が現れやすくなります。

しかも大量の化石燃料を要するため、環境破壊にもつながります。 

木も動物と同じように生きています。

「人間が心地よく感じる温度なら、木だって気持ちがいいはず」と伊藤好則社長は着想されました。
世界初といわれる木製の木材乾燥装置「愛工房」、その中はまるで温室のように快適な空間で、サウナのようにジットリした汗をかくこともなく息苦しささえ感じません。

愛工房の特長は、40~45℃の低温稼動で木の持つ酵素を損なわずに短時間で乾燥させられることです。

48度を超えると、酵素が死んでしまう・・・

だから、自然の木材を使っているといいながら、樹木のミイラによって家を建てているわけです。

ところが、愛工房の杉は、乾燥しても生きているのです。

生きた杉に囲まれた空間は、まさに命の蘇りの世界が体感できます。

免疫が上がり、多くの病気が改善されている事実を見ればあきらかですね。

特に乾燥が難しいとされる杉板でも、たった1日で含水率を10%台にまで下げることができるうえ、

従来は硬くて避けられていた節の部分も簡単にカットできることから、木材の乾燥技術におけるノーベル賞ものの大発明なのです。

そんなすごい発明でありながら、伊藤社長は、まことに愛をもって愛工房を慈しんでおられるので、本当に理解をした人にしか販売されないのです。

売ってお金に換えて、この世の喜びに満足される伊藤社長ではありません。

天からの使命に魂をつなげ、世のために生きておられる生きざまに、ワシは魅了されているのです。

 

 「赤塚さん、あんたのこと紹介しといたからね。

   赤塚建設さんで建てるなら、愛工房を出すよって言ってあるから、連絡したげて」

会社に伊藤社長からのFAXが届きました。

伊勢のお方です。 神様を大切にされたおられるお方のようです。

携帯電話も書いてくださってあります。

  涙が出そうなお導きに、魂いっぱい感謝して、新しいご縁 大切にさせていただきます。

 

   愛工房の空間が、伊勢でも生まれ、あまねくヤマトの国に広がってゆきますように。

               祈ります

 

 

 

 

 

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