赤塚高仁ブログ

任天堂ショック

2014.01.21

 産経新聞の一面にでかでかと出ています。

「WiiU 海外ゲーマーそっぽ」

平成26年3月期連結営業損益を 1千億円の黒字予想から350億円の赤字に下方修正。

売上高もピーク時の3分の1にまで減少。

3期連続の営業赤字見通しとなったが、深刻なのは「円安なのに利益を出せなかった」ことだ。 そうですわ。

 

 ワシら小さい頃は、トランプの会社やと思ってました。

マジックハンドやバッティングマシーン、面白いオモチャ買って欲しくて親にねだったものです。

大人になると、花札の会社として認識し、サラリーマン2年目、新婚時代にファミコンがやってきました。

ドラゴンクエストを買ったのがいけませんでしたね。

止めるにやめられず、夜中までプレイしてしまい・・・昼間会社で ラリホー(分かる人はわかる)

疲れた時は 「ホイミ」と言いながらリポビタンDを飲んだりして。

当時は、「ふっかつのじゅもん」を書き残し、次にプレイするときにちゃんと入力しないと何時間もの経験値がパァになってしまいます。

何度も間違えては、失った数時間を取り戻すため、また旅を続けたのでした。

なつかしいですね。

いまロールプレイングゲームをやったとしたら、どこで誰と話したかすぐに忘れてしまい、クリアできるはずもないわ。

でも、そのときに思ったことは、

次の新しい旅が始まる前には、必ず会わなければならない人がいる・・・秘密の鍵を持っている人がいる。

そのイベントが完了しない限り、決して先には進めない。

たかがコンピュータゲームと笑うことなかれ。

そのシナリオには、深い深い気づきがあったのですから。

 

 時代が変わり、飛ぶ鳥を落とす勢いだった任天堂が失速したとの報道が紙面を賑わしていますが、大ヒットのPS4もすぐに古くなってしまうのでしょう。

おもちゃは、できることなら「仕組み」がわかっている方がいい、

バラバラに分解しても、また組み立てられるものがいい。

小さなこどもには、仕組みのわからない「ブラックボックス」を持たさないほうがいいと、

わが師糸川英夫博士がつぶやいた言葉がよみがえるのです。

 

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