赤塚高仁ブログ

視座を変えよう

2014.10.14

  分刻みのスケジュールで動いておられる今野華都子姉が、伊勢への移動の途中で、津に立ち寄ってくださいました。

久し振りに食事を一緒にしましょうと。

 

 移動時間にフェイスブックに情報を公開したり、全国のファンから届く数えきれないメールにひとりひとり丁寧に返事をしたり、

とにかく時間を産み出す達人だとつくづく思わせていただけます。

「忙しい」「時間がない」・・・ 多くの人は、ついそんな言葉を口に出してしまいますが、本当に忙しい人は、時間がないという言葉は使われません。

そして、すべてのことを即断即決されます。

「考えさせて下さい」「あとで考えます」「そのうちに」・・・先送りにしない。

しかも、一度した約束は命をかけて守る。

講演会やセミナーの会場近くまで、必ず前日入りされます。

万が一のことがあっても移動できる距離で、スケジュールの調整をされています。

日常の商売に、エステテシャンとしての施術・・・とにかく、華都子姉さんの施術を受けるために全国から柏に飛んで来られる。

それも、全く空きがない中、キャンセルが出ようものならいつでも行きますという人たちでびっしり。

それでいて、当の本人はご飯食べながら 「わたしほど自分にあまい人いないさーーー」と笑う。

まさにこれは、あのダライラマと同じ「ニコニコ顔で命がけ」の状態ではありませんか。

 

 さて、この超人気者のスーパーウーマンをつかまえて、ワシは書きあがった「聖なる約束」のゲラをコピーしてお渡ししました。

分厚いです、 重いです。

本が刷り上がる前に、読んで欲しいのです。

そして、ひとこと聞きたいのです。 この本から見えてくる風景から、あのイスラエルの旅で感じた風が吹いているか、と。

この本を書くことを導いた、大きな力の気配を感じることができるものになっているかどうか。

 

 「こうじさん、 あなたは言葉を選び、いろんな想いを言葉に乗せて届けるでしょ。

こんにちは・・という言葉ひとつとっても、みけんに皺をよせて低い声で、こんにちは というのと、

無表情でこんにちは、と相手の顔も見ないで言うのと、 コンニチハ!!って飛びつかんばかりの笑顔で手を握るのと、

文字に書けば、すべて こんにちは よね。

あなたは、語る時に届く思いが、文字にしたときに届くものと同じだと思っちゃいけない。

あなたが語る時流れるエネルギーで、人は涙するの。

文章になれば、それは違うからね。

だから、今回は勝仁さんという素晴らしい人と一緒に書いたんでしょ。

彼は、相手の持っている本質というか、本当のところを瞬時に見出す達人よ。

だから、あえて彼は、あなたと真逆の様な事を書いているでしょ。

実は、それは二人とも同じことを言っているの。

コップでも見てごらんなさい、横から見たら長方形、でも、上から見たら丸よ。

視座が変わったら、まったく別のものに見えるの。

でも、実際は同じものでしょ。

あなたは、その出てきたものだけを見て、同じだの、違うだの言ってるのね。

さあ、まだ私読んでないからなんとも言えないけど、二人の対話が最後には繋がり合い、一つの方向目指して上昇してゆくことを願うわ」

 

 華都子姉さんが読書モードに入ったら、200ページの本でも数分でインプットされます。

写真を撮るように、パシャッ、パシャって。 内容は完璧に把握されます。

どんな脳の使い方したら、今野華都子になれるのか! と驚嘆したのは遺伝子工学の村上和雄先生でした。

 

 きっと今朝には読んでくださっていることでしょう。

私は、感想をもとめているのではないのです。

それで、書き直すということももうありません。

「聖なる約束」は、いま始まったばかりだからです。

その約束の、一番最初の鍵を握っているのが、今野華都子という人物であるというのが、私と舩井勝仁さんの共通認識です。

この本は、ここからが始まりです。

2000年後のヤマト人が手にとって読んでいる、日本発の聖書。

 

 日常の中にあって、ふと非日常の視座をもつとき、人は悩み苦しみから瞬時に解放されることもあります。

今日一日が確かであれと願います。

 

 

 

 

 

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