ママブログ

セルロースファイバーの魅力

2013.08.01

私たちが使用する断熱材は新聞紙からできている“セルロースファイバー”です。

 

新聞紙と言えば、濡れた靴の中に入れて乾燥させる時に使いますよね。それは、新聞紙が吸放湿性能をもっているからです。

セルロースファイバーは湿度が高い場合は湿気を吸い、湿気が低すぎるときには吐き出してくれる性質があるので、調湿性能にとっても優れているのですhappy01

この調湿性能が、結露を防ぎ、建物の寿命を延ばすことにもつながります。

 

日本ではあまり馴染みのないセルロースファイバーですが、アメリカではシェア№1の断熱材であり、ヨーロッパ諸国でも高い評価を受けている世界基準の断熱材なのです。

日本の住宅寿命が25年程度なのに対して、セルロースファイバーを使用しているアメリカやヨーロッパが長寿命住宅なのは、断熱材も大きな役割を担っているといえるのではないでしょうか。

 

一口にセルロースファイバーといっても色々なメーカーがあります。

その中で私たちが使用する「インサイPC社」のセルロースファイバーは、アメリカの新聞紙を使っています。

なぜ、日本製を使用しないかというと、それには理由があるのです。

 

まず、日本の新聞紙は石油系インクを使っていますのでVOC成分を含んでいますが、アメリカの新聞は、人体に影響のない100%大豆インクを使って印字しているので安全なのですshine

 

2つ目の理由としては、アメリカの新聞紙に比べて、日本の新聞は何度も再生するので繊維が短くなってしまい、断熱効果が落ちてしまうのですcoldsweats02

 

3つ目は、セルロースファイバーに入っている“ホウ酸”の違いです。

ホウ酸を入れることによって、セルロースファイバーが燃えにくくなり、さらに虫やカビの発生を防ぐのですが、そのホウ酸に関しても、日本は成分表示の義務がないため安全の基準がないのに対して、アメリカは安全基準が非常に厳しいのです。

インサイドPCに含まれるホウ酸塩ボロン♯10は、安全性が高く、防虫性能、不燃性能に優れていますhappy02

 

私たちの使用するインサイドPC社のセルロースファイバーは性能はもちろんのこと、安全性もとても高いのです。

断熱材は建物が完成すると見えなくなる部分ですが、お家のためにも健康のためにも、とても大切ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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