赤塚高仁 物語

19.住環境想造研究会

七年間絶縁状態になっていた名古屋の建築会社社長が、突然やってきた。
「赤塚さん、生体エネルギーは絶対食えるよ。
赤塚さんにピッタリだから、やったらいいよ。」
新しいネットワークビジネスでも始めたのか、会員を増やすと得をするのか、何が狙いなのかわからずにいたが、もはや藁にもすがりたい状況だったので、彼に誘われるまま千葉まで出かけた。
伊豆山建設と言う会社が、その生体エネルギーをつかった家で大成功しているから、見学をさせてもらうことになったのだ。
生体エネルギーは、以前から知っており、名古屋の社長も高仁のルートで生体エネルギーと縁を得ていた。
ただ、彼が高仁とちがうのは、きちんと銭にすること。
それはさておき、見学させてもらった家の気持ちよさに度肝を抜かれた。
それまで、バラバラだったコンセプトが1つになった瞬間だった。
伊豆山社長にお願いして、住環境想造研究会に入れていただいた。
そこから、赤塚高仁の運命は急展開してゆくのだった。

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