赤塚高仁ブログ

アウシュヴィッツで感じたこと

2017.09.28

 アンネフランクは、アムステルダムでナチに捕らえられ、
ポーランドの強制収容所に送られました。
15歳でした。

 ヨーロッパ各地でユダヤ人は捕らえられ、強制収容所に送り込まれました。
アウシュヴィッツの強制収容所の入り口には、
「働けば自由になれる」
と、書かれています。
しかし、その門から出ることはできませんでした。

 貨物列車に詰めこまれたユダヤ人は、座ることもできないほどでした。
トイレもできず、垂れ流しの貨物列車で1週間かけてアウシュヴィッツにくるのですが、
途中、1日どこかの街に停車し、見世物にされます。
ユダヤ人は汚くて、臭いものだと人々に刷り込むためです。
多くの人は、アウシュヴィッツに着く前に命を落としています。

 強制収容所に収容されるのは、2割ほどだったと聞かされました。
残りの8割は労働することもなく、
収容もされずガス室に直行です。
その中には、15歳未満の子供も含まれます。
アンネフランクは15歳だったので、収容され、強制労働させられ、
やがて死んでゆきます。

20年以上前、糸川英夫博士からアウシュヴィッツには行くようにと言われていました。
時が満ちて、ついに訪ねることが叶いました。

 そこで何が行われていたのか、説明をみるまでもなくガス室に入ればわかりました。
現場が教えてくれます。
来る日も来る日も数千名のユダ人が殺され焼かれた現場です。
我が人生でもっとも重い気分にさせられた、ポーランドでの1日でした。
あまりに強烈な体験でした。
これまで何度もアウシュヴィッツ展に足を運びました。
イスラエルでもホロコースト記念館、ヤッドバシェムにも15回以上いっています。
しかし、アウシュヴィッツの現場は異次元でした。

 人間はどこまで残虐になれるのでしょうか。

 アウシュヴィッツにはヒトラーの写真はほとんどありません。

「ホロコーストはヒトラーだけで為したことではない。
名もなき一人ひとりの心の中にある差別する心が、ヒットラーを生み出した」
そう書かれています。
確かにその通りでしょう。

一人ひとりの心の中にある差別する心、
見つめてみたいものです。

あまりに強烈でした。
アウシュビッツで感じたこと、
また改めて書きます。

人生で最も強烈な1日となりました。
アウシュビッツ
訪ねることができてよかった、です。

 

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