赤塚高仁ブログ

イスタンブールです

2018.11.12

成田から12時間のフライト、
トルコ航空機はイスタンブールにもうすぐ着きます。
あと2時間、
機内にコーヒーの香りが漂っています。

21回目のイスラエルへのフライト。
4本の映画を観て、少しだけうとうとしているうちに時間が過ぎました。
ずいぶん短く感じるようになったものです。

初めてのイスラエルは、
30年前のこと、スイス経由で
チューリヒに一泊しました。
モスクワで一度降りて、
アンカレッジで給油して、
それはそれは長く感じたものです。
時折上映される映画も面白くなく、
永遠に時が止まったのかとさえ思いました。
それだけに、
テルアビブに着陸したときは嬉しかったですね。
機内で拍手が沸き起こったのを覚えています。

一度だけ直行便で飛んだことがあります。
イスラエルの国営航空エルアルは、狭くトイレも故障して不自由でしたが、テルアビブ空港で大歓迎を受け、翌日の現地の新聞に糸川先生と共にタラップを降りていく私まで写真が載りました。

韓国、中国、香港、ドイツ、オランダ、イギリス、フランス、オーストリア、トルコ、スイス・・・様々な国で乗り継いで、イスラエルへと向かいました。
日本から出て、ヨーロッパまではたくさんの日本人が乗っていても、テルアビブ行きに乗り換えた途端、私たちのグループだけになります。

今回は、4人だけでの視察です。
旅はいつのときも新しいドラマを私に与えてくれます。

翼の下にイスタンブールの灯りが見えてきました。
時計の針を6時間巻き戻して、
冒険に備えましょう。

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