赤塚高仁ブログ

ザ・フナイ3月号

2018.01.31

ザ・フナイ3月号届きました。
特集「大転換期の世界で遅れをとる日本」
今月号には舩井勝仁・藤原紹生・Akatsuka Koji鼎談の後編、それから「やまとこころで読む聖書」連載 4回目が掲載されています。

昔は本屋さんで見かけても、怪しくて手も出せなかった本に、自分が連載を持つなんて思いもよらないことが起きるとは・・・
人生とは不思議なものですね。
決して目的や目標持ったらこうなったと言うのでは無いのですが、出会いの味わい深さが思いもよらぬ高みへと誘ってくれているようです。

さて今回のザ・フナイの巻頭言、
舩井勝仁から「貧困問題を解決する方法」
とても素晴らしい内容なので紹介させてもらいます。

(引用ここから)
赤塚さんの話は魂を揺さぶりますが、それは赤塚さんが安倍総理と同じように死者を背負っているからだと思います。
内田先生は安倍総理が背負っているのは祖父である岸元総理だけであると批判的に述べており、天皇陛下と総理の違いに言及していて、本書が1番訴えたい事はそれだと私は感じています。
2016年夏の「お言葉」で陛下がおっしゃった、天皇は果たすべき1番大切な公務は「鎮魂」と「慰藉」であると内田先生は読み取られています。
「慰藉」とは、礼儀を沈めるための祈りのことで、死者や傷ついた人の魂を「共苦」することが象徴的天皇による「象徴的行為」であると述べられたのだと言う意見です。
「共苦」できなくなったので譲位をされるというのが陛下の本心だと言うように内田先生は陛下の心を読み取ったのです。
同様に赤塚さんもパラオに鎮魂の旅に出かけられた陛下の気持ちを誰よりも理解し、それを「やまとこころのキャンドルサービス」として私たちの魂に直接伝えてくれています。
だから私たちは赤塚さんの書かれたものや講演に魂が震え、心から感動するのです。
内田先生は、右翼は本能的に「死者はいつも利用可能である」と知っていて、それを仮借なく使っていると言うことに否定的なご意見をお持ちですが、赤塚さんは政治的あるいは利己的に利用していない点が何よりも共感を呼ぶのだと思います。
そして五味さんのようなリベラル、左翼、知識人は、概して葬式を形式的に出せばほど足りると思っていて、死者に思いを寄せることをしないと言う点で民衆から共感を受けられないと言うことを見事に解き明かしているのです。
もしこれが事実ならば、私のようなリベラル思想に魅力を感じるものは、赤塚さんのように自然に本能的に、しかも利害関係なく「死者の魂」に寄り添うことができる人を見習い、死者にたいする経験さを持つことに挑戦すればいいと言うことになります。
今リベラルがなすべき事は合理的な理屈ばかりを述べるのではなく、心のそこから死者や弱者の魂のに寄り添うことなのではないでしょうか。
そしてそれは天皇皇后両陛下や赤塚さんが暮らしの中で実践していることであり、思想の違う私がこんなに赤塚さんを慕う理由はここにあったのです。」
(引用ここまで)

よお言うた、勝っちゃん。
天皇陛下の譲位のことは、もう少し霊的にとらえている私ですが、日本を代表する理屈王が、
一番大切にしている本の巻頭にこんな文章載せるとは、
時代は大きく変わってきています。

素直
学び好き
プラス発想

舩井勝仁はすごいヤツだ。

時代は確実に変わっています。
人類の進化の頂点に生かされているのが、いま生かされている私たちです。
だから、
前例がないからやってみるのです。
新しい自分を生きるという革命を。

追伸です。
今夜は皆既月食だそうですが、
古来ヤマトの民は暗い月を忌むべきものとしました。
月の光を浴びるのもよしとしませんでした。
ましてや月蝕は、簾を下ろして見えなくしたものです。
ケガレ、氣枯れませんよう
くれぐれも
気をつけてご観察あそばされますよう。

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