赤塚高仁ブログ

事実は一つ、見方は二つ

2018.12.16

「ご縁紡ぎ大学」は、ヤマトの国士、中村文昭が創設した世界です。
7年ほどの時が経ったのでしょうか。
ここでは学歴や資格を取得することも、
特別な技術を得ることもありません。
でも、
人生の宝が手に入るのです。

文昭さんとご縁いただいてから、
「ご縁塾」「ご縁紡ぎ大学」で話をさせてもらうようになりました。
鹿児島校を皮切りに、北海道校、北陸校、東京校、岐阜校、愛知校、高知校、北九州校、長崎校、熊本校、宮崎校・・・毎回5時間、精一杯やまとこころのキャンドルサービス走ってきました。
今年もあと二回あります。
来年も10校ほどで話をさせていただきます。

年齢性別地位も名誉も関係なく、
ただ熱い魂の仲間たちが、決して安くはない受講料を払って集うやまとこころの大学なのです。
毎回、私の方が感動します。
参加者の求める力が半端じゃないからです。
さて、
いつも講義をして、
懇親会で盛り上がって、翌日帰るというパターンでしたが、熊本校の修了式に招待されました。
私が行くことは文昭さんに内緒、
サプライズだから、少し遅れて入るようにと言われていたので、わざわざ遅れて会場に入ったら、テーブルに大きな字で「赤塚高仁」と名札が置かれて、全くバレバレでただの遅刻じゃないですか。
それはさておき、
気持ちを込めてスピーチさせてもらいました。

中村文昭という、当代きってのストーリーテラーの講話を改めてじっくりと聞かせてもらえたのは感激でしたね。
卒業生の中に20歳の青年がいました。
引きこもりで、自殺願望があるのだと本人は挨拶したのですが、文昭さんはあの笑顔で、

「お前はすごいなぁ、いまから何やってもそのギャップで成功できるんやで。
引きこもりがあかんことやと思ってる人がいっぱいいるけど、事実は一つ、見方は二つや。
引きこもりは引きこもりや。
今からよっしゃ!って東大でも入ってみたら本になってベストセラーで有名人になるの楽勝やんか。
落差が物語になんねん。
灘高の子が東大行ったかて誰もびっくりせえへんもんな。
それから、
お前な 死因を変えよう。
自殺より過労死を選べ。
めっちゃ働いて、働きすぎで死んだら?
ほな、誰かの役に立つし、
友達もぎょうさんできるし、
ま、そしたら自殺したいとは思えへんようになるわ」

文字にすると百分の一も伝わらないけれど、
中村文昭という人間のもつ暖かさが言葉に乗り、
青年に届き、彼の表情が柔らかく変わってゆく様に胸が熱くなりました。

日本を変える!
と口にするのは易しいけれど、
文昭さんのように多くの人に影響を与えて、
具体的に集いを全国に作り続けていることは、まさに国宝級の活躍と思えます。
資格も学歴も得られないけれど、
祖国に対する誇りと、
自分を大切にする気持ちと、
良き友という生涯の財産に恵まれるのが、
「ご縁紡ぎ大学」です。

さあ、今日は午後から熊本校特別講義、
OBや他校の仲間も参加されるようです。
「やまとのこころ」
全身全霊で伝えます。
伝道は私のライフワークですから。

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