赤塚高仁ブログ

変わり続けることが生きること

2019.03.08

 私たちは、この世にやって来て「時間」という錯覚の中で生かされます。
一方通行の時間という概念は、この3次元現象界での約束ですから、
そのルールの中でゲームを楽しまなければなりません。

 エジプトのファラオよりも、
イスラエルのソロモン王よりも遥かに豊かな暮らしをして、
快適に生きている現代の私たちでも、
根源的なこの世での問題は何も変わりはありません。
それは、
「人はどうして生まれてくるの?
  どうせ死んでしまうのに」
正解を見つけた人は、もうこの世界に生まれてくることはありません。
そうです、
生まれてきたということは、
前の生で答えを見つけきれなかったということです。
だからこそ、
今回は答えが見つかる生き方をしたいものですね。

 この世を旅する約束は、

「私たちは何も所有することはできない、
   この世で得られるのは経験だけ」

「この世で変わらないものは何もない、
変わらないのはすべてが変わるというルールだけ」

所有というのは、「自分のモノのする」ということ。
しかし、「自分」というのも勝手に創り上げた錯覚ですから、
私たちが得られるのは「自分のモノになった」という経験だけです。

 万物流転・・・だから、所有ということは宇宙にはあり得ない概念なのです。
自分が勝手に創り上げた「私」という錯覚も、時期が来ればこの世を去ります。
何かをずっと所有するということは不可能なのです。

 自分自身の肉体ですら自分の思い通りにはなりません。
ましてや自分の子どもを所有していると考えることなど、愚かにもほどがあります。

この世を旅する装束として一時お借りしているこの肉体です、
大切に使わせていただきましょう。
神さまが宿る、神殿ですから。

 誰も止められない時が流れています。

 私たちにできることは、この変化を「面白がる」ことです。

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