赤塚高仁ブログ

広島に国士が集う

2017.07.23

 男でこれほど産婦人科に通う者も少ないかも知れません。
しかも、広島の産院です。

 昨日はフジハラデディースクリニックでの講演会でした。
開院してから11年、4000人近い赤ちゃんが生まれました。
藤原紹生(つぐお)院長は、毎年400人もの赤ちゃんを取り上げておられます。

「お産が苦しく辛いものというのは、私たちに埋め込まれたバーストラウマです。
聖書の世界では、アダムとイブが禁断の果実を食べてしまい、神からエデンの園を追放されました。
その罪に対する罰として、男は労働の苦しみを、女は産みの苦しみを与えられたとされています。
でも、
私はそうは思いません。
出産とは嬉しいものなのです。
誕生が喜びであれば、そこから始まるのが幸せであり、いいお産によって人を幸せに、
そして、
日本を良くしたいのです」

 つぐお院長は、クリニックにホールをつくり、多い年は6回も講演会を開催してこられました。
子育てをしてゆくお母さんたちに、日本を良くする話を聞かせてあげたいと、無料招待です。
八神純子さんのコンサート、柳家小三治師匠の落語もありました。
この人は本物の国士だなぁと、会うたび思わされるのです。

 そんな院長から「赤塚さん、来年の7月22日は空けておいてください」と電話をもらったのは、
去年の夏のことでした。
国連でスピーチをした沖縄の若きジャンヌダルクと呼ばれている我那覇真子さんとのコラボ企画とのこと。

もちろん、つぐおさんの呼びかけには、ハイかイエスです。
楽しみに待っていました。

 講演会の模様は、四国から駆けつけてくれた私の大切な友人がレポートしてくださいましたので、
引用させてもらいます。

「「日本はひとつ」と題した今日の講演会。
お話は、日本のジャンヌダルクと言われる我那覇 真子(がなは まさこ)さんと、
岡田准一や松本潤と肩を並べる(?)ほどのイケメン(??)ヤマト心の伝道師 赤塚 高仁さん…
そして 日本人の持つお産のイメージを払拭し、バーストラウマからの解放を願うフジハラレディースクリニック院長 藤原 紹生氏。

フジハラ先生のお話の中、お産への痛い!ツラい!怖い!のイメージの中生まれてくる子供達への影響を思うと…なるほどな~と…
フジハラ先生のところでの 出産直後のお母さんの表情や言葉に、私自身出産経験はないモノの そんなに倖せなお産って体感してみたいな~と、思うほど…。
そして、今日の講演会の最中にも、ひとりの命の誕生があったそうで…
1階の講演会場から分娩を終えたお母さんと赤ちゃんに「おめでとう!!」の拍手と祝福の言葉 みんなで贈らせて頂きました(*^。^*)

そして、我那覇 真子さんのお話にも感動!!
まだ20代の彼女は沖縄の北部出身。
そして、今報道される沖縄の基地問題や、
沖縄へ群がってくる日本をダメにしようとする報道や左翼の人々への 島人(しまんちゅ)の思いを熱く熱く語ってくださいました。
誰にも、何にも屈しない姿勢…なんと真実を伝える為に国連でも演説をされたほど…。
彼女の中に流れているのは、まさにサムライスピリット!!
そして、彼女の根っこにあるものは、まさに沖縄への愛…島人の心。

お話の中でも、我那覇という3文字の苗字は、沖縄では昔サムライだった人の名前なんですよ!!と語る彼女の笑顔。
久々にスカッとするような 講演に…エネルギーを頂きました。
そして、最後に読まれた回天の特攻隊員の遺書に、ノックアウトされました。
ありがとうございます…祖国日本の為に 命を懸けて戦ってくれた先人の思い…私も忘れません!!

そして、そして…赤塚さんのお話は、我那覇 真子さんのお話を引き継いでの特攻兵のお話から…。
赤塚さんの著書「聖なる約束 ヤマト人への手紙~教育勅語と言う祈り~」の中にも書かれていた、
ハワイ真珠湾にある戦艦ミズーリのお話。
戦艦ミズーリに体当たりするために突撃した特攻兵…石野節雄さんのお話。
へこんだ船体とその後米軍によって弔われたお話とミズーリ号の写真。
そして、お話の中 聴けなかった石野さんの遺書。
赤塚さんのメルマガより添付してみました!
石野節雄
神雷部隊第5建武隊
昭和20年4月11日 12:15出撃
岡山県出身

遺書
『お母さん、いよいよ最後の花を咲かす日が来ました。
私も笑って行きます。
すべて御国の為ですから、
何も言わないでください。
今度会う日、靖国神社で立派に咲いた花の下です。
良くやったと泣かずに、にっこり笑ってください。
私も皆の健康を何時迄も祈っております。

 では、御元気で。

 今日あるを
   かねて覚悟のあずさ弓
 敵の母艦に真一文字

      節雄 拝  4月6日』

何度も赤塚さんのお話を聴かせて頂いてますが、やはり 現場を歩き感じて来られたお話は心動かされます。
突然決めた 広島行き…。
本当に素晴らしいお話の数々に また今を生きる日本人として 出来ることを考えさせられます。
企画し無料でこんなに素敵なお話を聴かせて頂いたこと…フジハラ先生やスタッフの皆様にも感謝いっぱいです」
(引用ここまで)

世界広しといえど、産婦人科のロビーに100名の国士が集い、
憂国の集会をする。
しかもそれが、むくつけき男どもでなく、たおやかな若き母たちであるという、
そんなところがあるでしょうか。
国会でどんな議論を重ねるより、高額な報酬を得る国会議員が居眠りする場より、
学者が理屈をこねるより、
「生まれた子のために、いい国になってもらいたい」
という、母の祈りが天に届くとき、
天照大神は働いてくださるように思えます。

 広島の朝です、これから呉に向かいます。
大和ミュージアムに行ってきます。
8月6日 広島にとって、日本にとって、世界人類にとって
忘れてはならないその日に、呉で講演会を開催していただきます。

 今年の夏は、日本にとって大きな分水嶺になるような気がしてなりません。
私は、神に感謝します。
広島にフジハラデディースクリニックという聖地を与えてくださったことを。

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