赤塚高仁ブログ

建国70周年

2018.05.19

ホテルの部屋でWi-Fiを繋ぐと、
世界と繋がります。
メッセンジャーやラインで、
海外からの通話も、
町内にいるように話せます。

インターネットで、
情報も瞬時にして得られるし、
発信だってこうして携帯電話でできます。
写真も動画も送れます。
焼き増ししなくていいから、
写真交換会もなくなりました。

とても便利になりました。
文明というものはすごいものだと思います。
でも、
旅をしないと手に入らないものも
まだまだたくさんあります。

一つは体験、
そして
もう一つは、良き友。

これまで19回イスラエルに旅して、
30人平均参加で、600人の旅の仲間ができました。
テンプルビューティフル社長、光田なおこ、
和歌山の島村夫妻、
舩井勝仁さんもイスラエル旅して親友と呼べる仲良しになりました。
今、私の人生で宝物のような友達は、
みんなイスラエルのお土産です。

私が今、聖書を語れるのもイスラエルを体験したからです。
ユダヤ人を知り、イエスを知りました。
イスラエルを歩き、風景と吹く風を体感しました。
聖書を足の裏で読んできました。

旅は人生を変えます。
そして、
何処へ行くかも大事ですが、
誰と行くかはもっと大切です。

愛するイスラエルの建国70周年を祝う式典を開催しました。
旅の仲間、60名
イスラエルから4名の来賓を迎え、
おめでとう!を言いました。

その席に、
イリット・アミエルさんをお迎え出来たこと、
一生忘れない。

勝仁さんと1年がかりで作り上げた、
「SCORCHED・焦がされた世代」

イリットさんは、言いました。
「私は一人でイスラエルに来たのよ」

87歳のイリットさんは、イスラエル建国当時17歳。
ポーランド、アウシュビッツの収容所を体験するということがどんなことか、とても言葉にできません。
一人でイスラエルに来た、
家族はみんな殺されたということです。

「もう長く生きてきたから、
もう充分なの。
でも、伝えなければならないことがあるから、
私は本を書くのよ。
日本語で私の本を出してくれて、
ありがとう!」

イリットさんは、ほとんど人前に出ることはないそうです。
でも、セレモニーでスピーチしてくださり、
大きな声で「ありがとう!」と日本語で叫んでくださり、私を抱きしめてくれました。

サインを頂いた私の本は、
人生の宝となりました。

19回目のイスラエルもあと2泊、
生涯忘れ得ぬ時が刻まれてゆきます。

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