赤塚高仁ブログ

新しい歴史教科書

2020.02.28

 「新しい歴史教科書をつくる会」に入っていました。
10年以上前のことでしょうか。
 会合にもよく出かけました。

 第一次安倍内閣のときに、
教育基本法改正し、
「国を大切に思う心を育む」
愛国心という概念を戦後初めて明文化してくださいました。

そして、
扶桑社の教科書に「神武天皇」の名前が載りました。
建国の物語が載りました。

 ところが、
採用する高校はほとんどなく、
採用した学校でも先生たちが神話の意味も分からず、
使い物にならなかったのです。

 どうして、
教科書に日本の建国の由来である、
天皇のご先祖、天照大神のことを書けないのでしょうか。
それは、
占領軍が定めた日本国憲法20条で、

「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教活動もしてはならない」

と、定めており、
憲法の「政教分離」原則に違反するから、
歴史教科書に日本の建国の由来である神話をのせることを禁じているためだと、
加瀬英明先生が教えてくださいました。

その結果、日本人は根無し草になってしまっています。

 せっかく
「新しい歴史教科書」が産まれようとしていたのに、
「つくる会」の内部がややこしい様子になって、
私は「会」を離れました。

 小林よしのり氏が
「女系天皇推進」という
日本人にあるまじき発言を
公にされるようになり、
ホンモノの国士の希少さに気づかされることにもなりました。

 さて、
この度、
文科省の検定で、
「つくる会」の教科書が不合格となりました。

400箇所以上の問題点があったそうで、

「生徒に理解しがたい」

「誤解するおそれがある」

などの検定意見がついたのです。
 以前の検定でクリアしたことまで、
ダメ出しされています。

例えば、
「仁徳天皇は、世界一の古墳に祀られている」
は、
「葬られている」
が、正しいためダメ。

でも、仁徳天皇陵では皇室祭祀が行われていて、
「先祖を祀る」という表現が一般的です。

「先祖を葬る」と言います?
  普通の日本人が

坂本龍馬は、
「土佐藩を通じて徳川慶喜に大政奉還を働きかけたとも言われている」
は、
「実際の行動のように誤解される」からダメ。

先人が美しい日本の国づくりのために、
愛と
情熱を注いだ行動、
その物語が歴史やと私は思うのです。

 化学記号のような、
年号と人の名を記憶しても、
歴史の魅力は味わえない。

 歴史とは「虹」のようなものです。
美しい虹をみて、
感動して、
生きてる今を味わい、
先人の命に感謝するのです。

 「虹」の正体が水滴であると分析しても、
そこに国を愛する心は生まれないでしょう。

 歴史学者とは、国賊の別名です。
「中華人民共和国(共産党政権)成立」も、
ダメ。
連合政権だったから、やて。

 わけわからん。

日本国の教科書検定に、
なんで支那の顔色見るの?
いつまで自虐史観にとらわれるの?

 支那や朝鮮のことより、
祖国の誇りを取り戻す教育をお願いします。
文科省の偉い人たちよ

 このままでは、日本が滅びてしまう。

PAGE TOP