赤塚高仁ブログ

家と住まいの違いはなんだろう

2014.10.10
仲良しの やましたひでこ姉の講演会が、四日市でありました。
会いに行きたかったけど、私は熊本に。
阿蘇の大野勝彦美術館に。
風の丘まつりで、なんと大野先生と玄海龍治さんが踊るという。
『聖なる約束』のゲラをチェックしながらの小さな旅です。
秋の阿蘇でエネルギー チャージ!
夜中のホテルで やましたひでこ姉のブログを読みました。
大きな講演会だったのですね。
しかも、内容が素晴らしい!
今度じっくり本人から聞かせてもらわないと。
   
  以下引用

「家」と「住まい」の違いはなんだろう

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。


今日の断捨離講演会場、四日市文化会館にて。

「家」と「住まい」の違いはなんだろう。

時にこんなシンプルな問いかけをしてみようか。

家とは容れ物。
家とは誰も住んでいないとただの

けれど、住まいは違う。
住まいという容れ物には「暮らし」が詰まっているのです。

そうだ、家という箱の中には、暮らしがあるからこそ、
家は住まいとなるのです。

ところが、どういう訳か、
私たちは、モノをたくさん溜め込んで、
「暮らし」を住まいから追い出してしまうのです。

モノに占拠されて、
居場所を失くしてしまった自分の暮らし。

でもね、そうなっても私たちは気がつかない。
自分が「物置」に暮らしていることに。

私の人生、物置場暮らしだなんてね・・・

さあ、次はこんな問いかけをしてみようか。

あなたは物置で暮らしたいですか?
あなたは貨物列車で旅をしたいですか?

いいえ、わたしは物置での暮らしなど望んではいません!
いいえ、わたしは貨物列車での旅などごめんです!

そうですよね。

だとしたら、あなたとわたし、
そう、私たちがすることはもうわかっているはず。

断捨離とは、どこまでも過剰なモノの溜め込みを、
憂いていくものだから

   引用ここまで

ちょうど昨日解体を開始したお宅があります。

お父さんと息子さん一家が同居することになりました。

赤塚建設の完成見学会で、呼吸のできる私たちの家に一目惚れ。

こんな空気の家に住みたい!


一日も早く新しい暮らしに移り、運命を好転させたい!

子どもたちにとって、良い環境で共に暮らせる時間は限られている。

赤塚の家を知った以上、もう迷わない! 

そう言ってくださいました。

ハウスメーカーさんの家に住んでおられましたから、そこを建て替えるという話しでお越しになりましたが、まだ新しい家です。

それはあまりに勿体無い。

想いが強ければ、夢は叶います。

お父さんが土地と資金を一部提供してくださると。


 さて、ここからです。

思い出つまったお父さんの家を解体するのに、モノが多くて二世帯のプランが描けない。

何度も話し合いました。

全てのモノを見せていただきました。

そして、運命を好転するため断捨離を決行!

やましたひでこ姉の『捨てる勇気』読んでもらいました。

お父さんも読んでくださいました。


捨てるのでなく、ここからの暮らしをどうデザインするか。

家のデザインとともに暮らし方のデザインを。


よし! 思い切る!!


80歳を超えたお父さん、スペースを作る覚悟を決めてくださいました。

そして、動いてくださって、なんとお出会いから3ヶ月の着工。


 人生は有限です。

感じたら動く。

だから感動。


こんな素敵なご家族と出会わせていただき、命を活かす家を通して暮らしに関わらせてもらえること、感謝です。


 行動だけが全てを変えます。








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