赤塚高仁ブログ

生まれてきておめでとう!

2015.08.29

マルコ伝12章にこう書かれています。

ひとりの律法学者がきて、彼らが互に論じ合っているのを聞き、またイエスが巧みに答えられたのを認めて、イエスに質問した、

「すべてのいましめの中で、どれが第一のものですか」。

イエスは答えられた、「第一のいましめはこれである、

『イスラエルよ、聞け。主なるわたしたちの神は、ただひとりの主である。
心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。
第二はこれである、

『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。これより大事ないましめは、ほかにない」。

 

 教会に行ったことがありませんので、キリスト教の集会がどんなものかは知りませんが、

聖書は一所懸命読みます。

マルコという弟子は、医者だったそうでとても知的に書かれた福音書です。

イエスが直接自分で書いたものではないので、弟子たちの感情が反映され、とても味わい深いのが聖書です。

そもそも、イエスは聖書を使って話をしたのではありません。

イエスが天に帰ってから、弟子たちが記したものですから。

イエスは、教会で説教したわけではありません。

イエスが死んだあと、出来たのがキリスト教ですから。

教団や教派や・・・宗教を始めようとしたわけではないのです、イエスは。

『自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ』 


これより大事な戒めはない、とイエスが言うのですから

聖書の教えの集大成の言葉なのでしょう。

これを、

『如己愛人』という言葉で表し、生涯の座右の銘にしたのが長崎の永井隆博士でした。


 「自分を愛する」


これが人生の目的なのでしょうね。

自分がこの世に生まれてきた意味がわかったとき、

この身をつかっていただくことの有難さに、手を合わせることができるのでしょう。

わが師、糸川英夫は、

「命は自分のために使うものではありません。

誰かのために使うのが、自分の命なのです」といつも話してくださいました。

 自分を幸せにしようとして、幸せになった人は一人もいません。

44兆円の資産を持つビルゲイツも鬱で悩んでいます。

富と幸せとは違うものだからです。

大きいことはいいこと、ではありません。

大きいことは、大きいこと。

いいことは、いいこと。

違うことです。

自分を愛するということは、

自分とは、この広い宇宙でたったひとつのユニークな存在であると認めることでしょうか。

そこからすべては始まるように思えます。

神様からみれば、人間はすべて神様の子供。

神様を求める宗教同士が戦い、殺し合う世界の愚かさを永遠の忍耐力をもってみつめておられる。

本当は、宗教なんていらないのです。

資本主義も、共産主義も、あらゆる主義も。

 さあ、まず 自分にひと声かけましょう

「生まれてきて、おめでとう。 生きててよかったなぁ」って

やがて死んでしまうのですから。

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