赤塚高仁ブログ

新しい道徳

2015.10.24

 北野武さんの本は、30年以上前からずっと読んでいます。

ツービートで漫才デビューしたころ、私は大学生でしたから刺激的で衝撃的で、
大好きでした。
大学の先輩でもありますし、
私が仲良しだったバンドが、たけしさんのバックバンドをやったこともあって、
一方的に身近に感じさせてもらってきました。
 そんなたけしさんの新刊、「新しい道徳」
この本は、日本人全員が読むべき本だと思います。
たけしさんは、どうしてこんなにも優しく、人の心に寄り添うことができるのでしょうか。
きっと、たけしさんは、
自分の闇を知り、闇に降りて、光に出たのでしょう。
だから、たけしさんの笑いに涙が出るのだと思えます。
この本の新聞広告にこんなことが書かれています。
「日本人にとって『道徳』とは何か。
この時代に私たちは、どう在るべきか。
・・・この問いに答えられる親や教師はいるんだろうか。
まず最初に大人たちが真面目に考えたほうがいい。
第1章 道徳はツッコみ放題
・一つの価値観で固まった社会はもろい
・小学一年生に自分を見つめさせて、なんの意味があるのか
・現実社会では、非道徳的な奴が成功している
・日本が豊かな暮らしを享受しているのは、どこかの国の貧困のおかげ
・大人が子どもに教える夢の中身は、結局のところ「とにかく成功して金持ち」
・嘘をつく人間ほど、子どもに嘘をつくなと教えたがる・・・
 ・・・俺たちに断りなく、どこの誰が現在の道徳を決めたのか
歴史上の偉人たちが、道徳的な幼少期を過ごしたはずがない
時代を作る人はいつだって古い道徳を打ち壊してきた
さまざまな宗教を取り入れる日本人の知恵を世界に広めよう・・・」
どこか何かがおかしいなぁと思っていることが、
スッキリ明確にしてもらえる一冊です。
さて、毎月25日は地域清掃の日
お世話になっているご町内の環境整備のため、スタッフみんなで6時から道路掃除。 
5時半はまだ暗いですね。
 
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