赤塚高仁ブログ

やってやれないことはない

2016.03.07

「やってやれないことはない

     やらずにできるはずがない」
新しいことに直面したとき、
無意識に抵抗しています。
新しい自分を創造するより、
慣れ親しんでる自分を生きる方が楽だからでしょう。
新しい場所に行くとき、初めての道をゆきます。
ところが、再度訪ねるときは、
前に通った道をゆき、いつもその道をゆくようになると、
新しい道を行こうとはしなくなるのです。
「生き方のくせ」は、子どものときに自分が選び取ったもののようです。
生まれ持ったものではなく、
さまざまなパターンを試した後で、自分が決めたものです。
だから、もしも変えようと思えばいつでも変えられるはずです。
でも、
新しい「生き方のくせ」を選び直すことは簡単ではありません。
選び直すと、たちまち未知の世界に放り込まれてしまうから、
今まで通りの「生き方のくせ」に固執したほうが楽だと思ってしまいます。
実は、
変われないのではなく、
変わりたくないのです。
自分がどんな「生き方のくせ」をしているのが
自分には見えません。
魚に水が見えないように、
鳥に空気が見えないように、
人には自分が見えません。
だから、意識的に生きましょう。
新しいことに直面したら、新しいことに取り組んでみましょう。
人生で最も淋しいことは、冒険をしなくなることです。
我が師、糸川英夫の口ぐせでした。
「前列がないからやってみよう」
我が人生の宝ともいえる、最幸の教えです。
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