赤塚高仁ブログ

人間関係

2016.03.08

 私たちのこの世での学びの中で、

最も重要なものが「人間関係」だと言っていいでしょうか。
 魚に水が見えないように、
人には自分が見えません。
 知らず知らずのうちに自分勝手に作り上げた
「わたし」という錯覚が苦しみを生み出します。
苦しみとは、「私について考えている状態」と言っていいかも知れないからです。
イスラエルはエルサレムでダイヤモンドの研磨工場を見学しました。
地球上で最も硬いダイヤモンドを磨くのは
ダイヤモンドです。
ダイヤモンドがダイヤモンドで磨かれるように、
人は人でしか磨けない。
 人間関係の中に入ってゆく勇気を出しましょう。
自分を磨くのは、その場しかありません。
  「自分が嫌い」だという人の割合が最も多いのが日本です。
子どものときに欠点や短所ばかり注目され、
人と違うといっては叱られて育つため、
大人になっても自分のことを好きになれないのでしょうか。
 もちろんそれも要因だと思えます。
しかし、意識的に生きてみると、
自分が自分のことを好きにならないようにしようと決めていることに気づけます。
自分を好きになり、自信が生まれると
人間関係の中へ入っていかなければならなくなります。
「私なんか、誰も相手にしない」
「私なんか、魅力もない」
「私なんか・・・」と思っておけば人間関係の中に入らずに済みます。
だから、自分を嫌いでいよう、と決めます。
 確かに人間関係は時として煩わしく、悩みのタネでもあります。
でも、
生きる喜び、幸せはこの人間関係の中でしか味わえません。
  できないこと、やらないこと、
過去の経験や環境のせいにしがちですが、
「生き方のくせ」を選び取ったのは自分だと認めましょう。
まず無意識、無自覚に、作り上げた「生き方のくせ」にフォーカスしてみます。
意識的に生きてみる。
新しい道を歩いてみる。
よき仲間と手をつないで。
  どこへ行くかは大切だけど、
誰と行くかはもっと大事ですから。
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