赤塚高仁ブログ

人生の宝

2013.10.03

 「人生にはふたつ、大事な宝があります。

        ひとつは、善き友

   もうひとつは、逆境です」  糸川英夫

 

 大工・谷口直輝さんと初めて一緒に仕事をしたのは、14年前、12角形の住宅「光のピラミッド」を津に建てたときでした。

天の思いをカタチに変えるという不思議な建築家に出会ったのがきっかけで、東京、静岡、沖縄と不思議な建物を伝え広めていたことがあります。

津の中心街のビルの屋上にも、光のピラミッドをつくりました。

その宝石店は、とんでもない逆境の中蘇ったのもそのパワーかも知れません。

松阪で作ったピラミッドの所有者は、驚くべき事業展開をされ大成功、躍進中です。

その建築家は、目に見えない力を宇宙から下ろすことのできる不思議な建物を生み出す人でした。

本当に宇宙人だったのかも知れませんね。

津でもそんなエネルギーハウスを建てたいと願う方があらわれ、実際に住宅としては初めてのチャレンジとなりました。

12角形、しかも柱は全部丸太。

まるで、宇宙船が地球に降り立ったようなデザインです。

 

  大工さん、逃げていってしまいました 「こんなん無理やーーー」って

そんなときに出会ったのが、谷口直輝さんでした。

彼は違いました 「へーーーおもしろそう、やったことないから、やってみたい!!」

(この現場、家具屋さんも難しいと、最後はあの秋山木工の秋山社長自ら電車でやって来てくれて

玄関の下駄箱作ってくれました。)

以来、谷口大工とはずっと仲良し、助けてもらってます。

 

 夕べは、久し振りに二人で飲みました。

中河原自治会集会所の完成を祝って、二人きりの打上げです。

「ぼくは、高仁さんに逢えて、面白い仕事いっぱいさせてもらって、本当に感謝や。

会えてよかったわ!

どんなことでも手伝わせてな。

ずっと ついてくから」

握手した手は、分厚い男のエネルギーのカタマリ。

調子いい時だけでなく、苦しい時にそばにいてくれて、力になってくれる友達。

お金では買えない、かけがえのない相棒。

 

 ふと気付くとまわりは宝の山。 人財産、 ワシは幸せや

 

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