伊勢への道
2014.01.09
斎宮の現場、 やまとこころの道場 へ毎日通っています。
非常識とも思える工期の中、現場では職人さんたちが本当によく働いてくださっています。
材料も奇跡的なタイミングで運び込まれ、手待ちもなく進んでいること感謝です。
まさに 神業 といえましょうか。
この斎宮と言う地は、その昔伊勢の神宮が定まった2千年前のこと、倭姫が天照大神をお祭するために住まれたところです。
天皇さまご自身が、都をはなれ伊勢に参るわけにはゆきません。
そのため、天皇の名代として天皇の皇女が祭りを司られました。
そのお方を 「斎王」 と呼びます。
南北朝の後醍醐天皇のときまで続いていました。
その後、伊勢の神宮 すなわち皇室の御先祖であるアマテラスをお参りすることを天皇自らなさったのが明治天皇です。
明治天皇は、伊勢の三節祭には皇室から勅使をつかわされました。
いま、700年の時を経て、天皇の皇女が伊勢へ勅使としてやってきてくださっています。
黒田清子さまです。
すごい時代にワシらは生かされているのですね。
そんなときに斎宮で やまとこころの道場 を建設させて頂いていること、身も心も引き締まります。
2月3日、道場が動き始めたら日本中・・・いや、世界中から人がやって来られるでしょう。
そして、ひとりひとりが やまとのこころ スイッチ オンになるでしょう。
今野華都子さんが始めるこの活動は、日本各地に伊勢の風を吹かせる・・・ そんな予感で、毎日がわくわくします。
どうぞ、訪ねてください!!